【名探偵コナン】ケセラセラ

8話　ヒェッ ページ9

萩『あれAちゃん惚れた？』

その発言に赤面し
目が離せない

松「まじかよ。」

伊「女子高生にもモテモテだな」

降「…。」

「まぁゼロはかっこいいからかなぁ」

話が入ってこない

え、ちょこっち来ないで!?

松「…？あ〜」ﾆﾔ

カシャン

『「えっ」』

なんで!?
よりにもよって何で!?

「ちょっなんで俺まで!?」

こっちに歩み寄ってきた彼に
松田さんは手錠の空いていた方を
彼の手首にかける

松「あー？こいつが逃げないようにだよ。頼むぜ諸伏。」

てめぇこの野郎。
わかってんだろてめぇ。

諸「いやまぁいいけど」

良くないですよ!?

萩「おーいAちゃん？」

黙ったままの私の顔を除く萩原さん

それと同時に彼…諸伏さんは
手錠をかけられた手を見せ

諸「逮捕だなっ」

と笑いかけてきた

『ヒェッ…』

ブッと松田さんが吹き出す音が聞こえる

萩「おっとこれは」

降「その子はさっきからヒロしか見てないぞ」

やめて降谷さん。

諸「えっ」

伊「なんだ嬢ちゃんは降谷じゃなくて諸伏に惚れたのか！」

ほんとやめて？？？？

萩「わーAちゃん顔真っ赤じゃん」

笑ってんじゃねぇよ。

チラッ

バチ！

彼と視線が会ってしまい
恥ずかしく俯かせる

諸「えっお、俺？」

『〜〜ッ！』

諸「･ ･ ･ ッ」

降谷が諸伏の頭を軽く引っぱたく

降「ヒロまで赤くなってどうする」

諸「いやつい…」

萩「なになにAちゃん一目惚れ？？諸伏ちゃんかっこいいもんね？」

『･ ･ ･ あ？』

先程までの赤面が嘘のようにスンとなった

萩「えﾞッ」

初めてあった時のような冷ややかな目をした
Aに怖気づく
※馬鹿を連呼されたとき

松「グフッ照れんなって」

こいつら。

『ふんッ』

萩「痛った!?なんで俺!?」

腹が立ち近くにいた萩原さんの腿に膝を入れる
いい所に入ったのか崩れ落ちる

伊「おい、いいの入ったぞ今」

諸「だ、大丈夫か？」

今だ！

カシャン

5人「「えっ」」

萩原さんに気を取られた4人
咄嗟に諸伏さんに触れないよう
自分の手錠だけ外す

『 ･ ･ ･ 。フッ』

萩「えっ」

全力で鼻で笑ってやった


隙をつき逃げようとする

が

忘れていた

今ここには

金髪ベビーフェイスゴリラがいることを。

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