【名探偵コナン】ケセラセラ

33話　長野 ページ36

萩原さんからの電話に出て
心底驚く

諸伏さんいんの!?

え!?

何してんのあの人!?

身を隠せよ!!!?

証人保護プログラムどうした!?

赤井さんに聞いたぞ!!

萩原さんたちに言ったんか!?ぁぁん!?

この葛藤をわずか0.5秒で行い

『会いたかったﾞぁぁぁあ!!』

とあくまでも察していて
ただたんに会いたかったと伝える

そこから降谷さんが説明をしてくれた

なるほど
三人に捕まって組織のことは伏せつつ話したのか。

松「お前よく…あーその」

？

『ああ。そりゃ死ぬわけないでしょ』

だって私が拳銃撃ち落としたし？

諸「………なんで？」

『ヒェッ』

電話越しの声やば。

なんかわかる？

電話越しってやばくね？

萩「Aちゃんそれいいから」

『はい』

ガチトーンの萩原さんに少しビビる

降「なんで生きてると確信してたんだ？
　 俺達はいつ『信じてるから』えっ」

降谷さんの言いたいことはわかる。

重々承知だ。

これでも元公安警察で、本来あなた達は死んでいた。

警察官がどれだけ危険か。

常に死と隣合わせってことも。

でも

『警察官は死と隣合わせだけど、皆は…
　5人なら絶対生きて帰ってくるって信じてるから。
　死んでたらなんて微塵も考えてないよ。
　だって私の中で最高の警察官達だもん。
　信じてるから私のこと悲しませないでね？
　だからこれからもそこんとこ宜しく』

それに私が死なせないし。

電話から音がしなくなった

『えっあの、皆さん？』

居酒屋の個室が異様だった

5人全員が胸を抑え静かに悶ている

萩「出たよ突然のデレ…」

松「クソが」

伊「わかったか？お前ら」

降「ああ。これは…」

諸「駄目だな…」

Aには聞こえない声量

『おーい』

結構いい事言ったんだけど。

無視されると恥ずかしいぞ。

萩「やっぱAちゃん今から来て。迎え行くから」

『あっそれは無理じゃない？』

伊「なんでだ？」

『今長野だから』

「「え？・え!?」」

息ピッタリだね5人とも
諸伏さんだけめっちゃびっくりしてるじゃん。

萩「な、長野!?」

松「なんでだよ!!」

『あれ言ってなかったっけ？私今日から夏休みで2週間長野行くって』

松「聞いてねぇよ!!」

いやそんな怒る？？

諸「な、なんで長野？？」

『ヒェ…ゴホンッ えっとですね』

降「あ、耐えたな今」

流石ゼロ。

じゃねぇわ突っ込むなよ。

『車の免許合宿です』

伊「もう取るのか？」

萩「でもなんで長野なの？」

ああそれは

彼がいるから＿

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