27話 放さないで ページ29
深夜に差し掛かった時
prrrrrr
『はーい深海です。お久しぶりですね赤井さん』
彼からの電話に出る
赤「手短に離す」
一言
その一言で察する
赤「今日NOCとバレた一人の男を始末する」
ッ
赤「その男のコードネームは……スコッチ」
ああ。
来てしまった。
赤「そいつは日本の『公安警察』…流石だな」
やれることは出来る限りした。
あと一つは…
赤「俺としても彼は助けるつもりだが…君もなのだろう？」
『えっ』
これには驚いた
赤「なに、堪だ」
『ははっ敵わないですね』
赤「君に言われるなら光栄だ。ただ君は来るな」
だろうな。
赤「こちらでなんとかする」
赤井さんごめんなさい。
『そうですか…では一つ。絶対に手を放さないでください。何があっても。』
赤「？…わかった」
電話が切れる
『ふぅ。降谷さんには足音を。赤井さんには手を放さないでと…これが少しでも役に立てばいいけど……』
ごめんね赤井さん。
行かないわけにはいかないんだ。
そのために"コレ"を作ってもらったんだよ。
そう呟き
手元にあるライフルを撫でる
カバンにそれを詰め
帽子とパーカーを羽織り家を出る
移動中に
ありとあらゆる監視カメラや
防犯カメラをハッキングし赤井を見つけ
バレないように尾行を始める
！
ライとスコッチが接触した
二人はひとけのない廃ビルに入って行く
そのビルと同じ高さのビルを見つけ
屋上を目指す
上に辿り着き二人のいるビルを見れば
すでにスコッチの手にはライの拳銃が握られていた
『原作通りね…大丈夫…大丈夫だ。私なら上手くやれる。』
微かに震える手をごまかすように
ライフルのトリガーに指を絡める
何度この光景を見ただろうか
何度願っただろうか
本当は死んでなかったんじゃないかって
赤井秀一のように
姿を変え
突然現れるのではないかと
でも物語というものは残酷で
いなくなってしまった人は
アニメでも漫画の世界の中でも蘇らない
何故彼は、彼らには死があったのか
それは作者である青山先生が決めたこと
私達読者には変えられない現実だった
でも今は違う
同じ世界で
同じように生きて
話して、笑って
もう手の届かない存在じゃない
青山先生…私はあなたの物語を変えます。
彼らを救います。
どうか彼らにも生きる道をください＿。
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馨茱(プロフ) - れおんさん» フッフッフッ！景光との関係はまだまだ進展はございません！フリーを楽しみます！（）兄弟での取り合い！いいですね！採用です！笑続編も出ましたのでこれからも宜しくお願い致します！！ (2022年5月12日 20時) (
レス) id: e1ba4d592f (このIDを非表示/違反報告)
馨茱(プロフ) - 明日香さん» 降谷さんと松田さんいいですよね！降谷さんに関しては安室さんとしてこれからどんどん絡んでいきますので乞うご期待です！続編も出ましたのでこれからも宜しくお願い致します！！ (2022年5月12日 20時) (レス) id: e1ba4d592f (このIDを非表示/違反報告)
馨茱(プロフ) - 竜胆さん» いやいやとんでもないです！私も書きたい気持ちはございますので！鬼ごっこシリーズはまだまだ続きますよ！笑リクエストとてもありがたいです！続編も出ましたのでこれからも宜しくお願い致します！！ (2022年5月12日 20時) (レス) id: e1ba4d592f (このIDを非表示/違反報告)
れおん(プロフ) - え、これはヒロといい感じに…！！！高明とヒロに取り合いっこされて、最後はぜひヒロとくっついて欲しい（笑）ハロウィンの花嫁とかも書か予定あったら嬉しいです！ (2022年5月12日 3時) (レス) @page48 id: bbd2a57364 (このIDを非表示/違反報告)
明日香(プロフ) - 毎日読んでいて楽しいです！私は松田さんと降谷さん推しですが諸伏兄弟も好きです！元々警察学校組好きですが映画みて更に好きになりました。ハロ花書く予定でしたら楽しみにしてます(笑) (2022年5月11日 22時) (レス) id: c2c1adce1e (このIDを非表示/違反報告)
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