【名探偵コナン】ケセラセラ

23話　ワルサーP38ぃいい ページ25

居酒屋での集まりの翌日

学校帰りに自販機で飲み物を買おうとしていた

『てか、美術ってなんで作った作品持ち帰らなきゃいけないんだ。持って帰っても邪魔なんだよなぁ』

手には美術で作った
ワルサーP38みたいな見た目のLEDライトが
入っている茶色の紙袋を持っている

※ワルサーP38とはルパン三世が愛用としている拳銃です

アクエリにするか。

お金を入れようとしたとき

ドンっ

『うおっ』

走ってきた男に突撃される

「チッ邪魔だ!!」

男は落とした紙袋を広い走り出した

『とんでもねぇ当たり屋だなおい』

男とぶつかった衝撃で落とした紙袋を拾う

『？なんか重い…』

違和感を感じ中身を見る

『…… 銃砲刀剣類所持等取締法。略して銃刀法』

中に入っていたのは
LEDライトのワルサーP38ではなく
ガチもんだった

『突然の銃刀法違反を犯してしまった。不可抗力だ…』

いやいやいや

『なんで！？』

よくよく考えてみると

『あの男か!?』

確かにあの男も似たような紙袋持ってたな!!

男が逃げた方を見ると既に遠くにいる

『ちょっ私のワルサーP38ぃいいい!!』
※LEDライトです

このままでは犯罪になってしまうので
男を追いかける

てかなんで銃なんか持ってんだあいつ。
…密輸か。

面倒くさッ!!

路地に入った男

埒が明かない。回り込むか。

建物を使い先回りをする

鬼ごっこの時も思ったけど
スカートはパルクールと相性悪いな。

そんなことを考えていると
廃ビルに入っていく男を見つける

そして

『うえっ!?あれって降谷さんの部下の…風見さん？』

男の後を追うようにビルに入っていく彼

『まじか。公安絡みか。ってことは絶対降谷さんもいるじゃん…』

ともかく見つからないように
ビルの中が見えるとこまで移動する


風「大人しく当行しろ。密輸の情報は上がっている」

男「…クソッ！」

風見は男を窓ぎわまで追い込んでいた


「悪足掻きもここまでだな」

風見の後ろから出てきた彼

あっやっぱいたんだ降谷さん。

隣のビルの窓から
降谷さんたちを見る
窓が開いているため会話は聞こえる

男「な、なんでだ…」

男は何故バレたのかと
困惑しているようだ

「一緒に密輸していた仲間たちから聞いたんだよ」

ヒェッ

まっ諸伏さんもいんの!?

あﾞスーツ姿かっこよ。

男「つ、捕まってたまるか!!」

風「!?待て!!」

諸伏さんに見惚れていると
男は開いていた窓から配管をつたって屋上に向かう

『えっなんで上に逃げるん？？？』

男は馬鹿だった

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