【名探偵コナン】ケセラセラ

18話　光栄です ページ20

ジェ「取引…かね？」

『私の持っている情報をFBIに提供し
　今回のような事があれば手を貸します。
　その代わり、私の協力者になってください』

ジョ「情報？」

赤「その情報は俺達(FBI)に利があるんだな」

『その通りです。シルバーブレッド…いやライ』

「「!?」」

ジョ「場所を変えよう。」

食い付いた。

赤「俺のコードネームをどこで？」

移動し赤井が問う

『ハッキングです。サーバーに入り込んで調べました。
　他のNOCについても。』

ジョ「ハッキングって組織に!?」

『はい。でも幹部達の本名や所在地
　ボスやアジトに付いては何も。
　流石にデータには残してないようでした。ただ』

ジェ「ただ？」

『主な幹部メンバーであるジン、ウオッカ、ベルモット
　そしてキャンティにコルン。
　この5人は今日本にいるそうです。』

「｢！｣｣

赤井さんは既にバーボンとスコッチに
会っているはず。
スコッチが世良ちゃんにベースを教えたはずだから。

その後組織は主にアメリカで行動していた

降谷さんや諸伏さんは
ここ数年公安の仕事しかしていない

…ハッキングが降谷さんにバレたら殺されるかな()

ジェ｢君はなぜ組織について調べているのだ？」

『それは…』

私の生い立ちや両親の死
組織との繋がりを話す

ジェ｢そうだったか。いいだろう。取引に応じよう」

第一段階クリアだ

ジョ｢それであなたの言う協力者って何をすればいいの？」

『あっ今はまだ大丈夫です』

｢｢えっ｣｣

ジェイムズとジョディは驚く

『今後絶対に協力してほしい時が来ると思うのでその時に。』

赤｢まるで起こり得る未来を知っているかのようだな｣

そのまさかですよ。

『でも一つお願いがありまして』

ジェ｢お願い？｣

『ゴム弾式のスナイパーライフルを作ってもらいたくて』

赤｢ホォ…｣

ジョ｢な、なんでそんなものを？｣

『えっいや流石に実弾の銃持ってたら未成年でも捕まりますし？』

ジョ｢(そういうことじゃないのよ…)｣

ジェ｢いいだろう直ぐに手配する｣

第二段階クリア

赤｢なぜお願いをするんだ？先程の取引に付け加えればいいだろう｣

『それは…あくまでも私が一般人だからですよ。
　FBIと取引なんてそちらが有利な条件じゃないと
　成立しないですし。
　このお願いでまた一つ貸しが作れるでしょう？』

赤｢Terrible lady(君は恐ろしいな)｣

『赤井さんに言われるのであれば光栄です』

赤｢ふっ…敵に回したくないな｣

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