【名探偵コナン】ケセラセラ

17話　取引…しましょう？ ページ19

ミスリードに乗らずに
ひたすら攻撃を弾く

そうすれば相手は考える。

考えれば隙がうまれる。

来たっ！

『Unlock all(全てのロックを解除)!』

「「!?…OK！」」

ジョ「ちょそんなことしたら！」

ｶﾀｶﾀｶﾀ！ﾀﾝ！

『………Win』

「「ohhhhhhhhhh!!」」

あﾞー緊張した
前世で警察庁長官に会う時と五分五分だわ。

ジェ「なんと。本当に凄いな」

ジョ「ええ。でもなんでロックを解除する必要があったの？」

『あー。相手がミスリードをしかけてきて
　確信したんですけど。多分長期戦は苦手で
　さっさと終わらしたかったんでしょう。
　逆探知も警戒してたようですし。
　そんな状況下で欲しかったものを
　はいどうぞってオープンにされたら
　戸惑うんですよ。人って。
　だからそこを狙いました。
　あっ逆探知はしといたので捕まえてください。』

ジョ「凄い。ますますFBIにほしいわ！」

『それなんですが、有り難いんですけど
　お断りします。』

ジェ「理由を聞いてもいいかね？」

『守りたい人がいるからです。側で。』

ジェ「それはここではできないのかい？」

『いえ、そうでもないんですが』

これでも一応日本警察だ

前世だろうが何だろうが

彼らに憧れて

彼らのように日本を救いたい

その気持ちが今もまだあるから…

『プライド…ですかね』

頬を掻く

ジェ「そうか。ジャパニーズ魂と言うやつだね」

『えっ』

赤「残念だ」

おいこのロン毛面白がってんな

ジェ「しかし君のような優秀な人材を
　 みすみすの逃すのは…」

『そこでジェイムズさん。一つご提案が』

ジェ「？なにかな？」


『取引…しましょう？』


目を細め薄く笑う









数時間前の日本

短い言葉と写真を受信する
日本警察の5名の携帯

それを見た瞬間の反応をお届けする


萩「……ぇええ!?何してんの!?なんでこんな呑気なの!?」

目を開きマイペースな彼女を心配する


松「はっ？っざけんな!?なんなんだあいつ!!?」

危険に遭遇する彼女に無性に苛立つ


伊「おいおいおい!?嘘だろ!?土産って今聞くのか!?」

流石の班長も困惑を隠せない


降「………。風見少し空ける。」

風「はい。どちらへ？」

降「アメリカだ。テロリストを葬る。」

風「降谷さん？？？？？？？」

４徹の彼には火に油


諸「……風見さん今から有給つかってもいいですか？」

風「なんだ。どうした？」

諸「アメリカで狙撃してきます」

風「お前もか。落ち着け馬鹿。」

公安は物騒だった

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