134話 秘密の消滅 ページ40
敵地だということも忘れさせるほど
静まり返る礼拝堂
萩｢聞いてもいい？Aちゃんが警察官を目指した理由｣
『うん。でもその前にもう一つ話さなきゃならないかな』
松｢聞いてやるよ｣
伝えてしまっていいのだろうか…
何か変わってしまうのか…
いやもう今更かな。
『私がなんで4人の危機を察知してその命を救えたか…』
｢｢！｣｣
『それはね、"知っていたから"だよ。』
諸｢えっ｣
5人は目を見開く
降｢意味がわからないんだが｣
『だよね。前世ではねここの世界は物語になってるのよ。
ある漫画家によって描かれた世界。
そして私はその物語の愛読者』
信じられないという顔を見せる
『皆その物語のキャラクター。私が特に好きだった人達でもあるわ』
松｢ぶっとんでんな｣
降｢フィクションのような話だ｣
伊｢でも現実なんだろ？｣
『うん。でねこれは伝えるべきか悩んだんだけど…
本来私の知っている物語では
萩原研二 ビルマンションにて爆死
松田陣平 観覧車にて爆死
諸伏景光 拳銃により自決
伊達航 交通事故により事故死
降谷さん以外皆亡くなってるの。』
松｢まじかよ｣
萩｢でも確かにAちゃんがいなかったら…｣
諸｢うん。きっと物語通りになってた｣
伊｢降谷だけ残しちまうとこだったな｣
降｢…僕は危険な目に合わないのか？｣
『いやとんでもないよアンタ
なんせ100億叩き出す男だよ』
降｢えっ？｣
んんﾞ。
『話戻すね？私ね小学生の時に両親を失ったの。強盗犯によって』
諸｢ッ！｣
『強盗犯は現行犯で捕まり
私は高校生になるまで施設で育った。
その時その物語に出会ってある人物に恋をした』
萩｢えっキャ、キャラクターに？てかえ？
物語ってことは俺達の世界の誰かって事？｣
『フフ。その彼は正義感があって優しさが溢れていて
何より私と境遇が似たいた』
降｢境遇…まさか｣
『彼に恋して同じ道を歩むことを決めたの。
彼は同じ夢を目指す彼らに出会った。
そんな彼らに強く惹かれた』
松｢ちょっとまて｣
『彼に寄せる気持ちは恋心から強い憧れや尊敬に変わった。
そして彼ら…5人は"最高の警察官"になった』
伊｢なぁそれって｣
『私は彼と同じ公安になって同じように組織に潜入して
そして…
同じ最後を迎えた』
諸｢………｣
驚きと困惑を見せる彼
萩｢えっえっ。Aちゃんの初恋って諸伏ちゃん本人!?｣
『うん』
諸｢………ッ!?!?////｣
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一匹狼の飼い主(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。ケセラセラ凄く好きなお話です。続く(更新停止中)となっていますが、続きを書くことはありますでしょうか？もし、続きを書くのであれば更新して欲しいです。続きが凄く気になります。 (4月5日 6時) (
レス) @page43 id: e826236d07 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 続き気になりすぎます、、 (4月3日 8時) (レス) @page43 id: 2af65047db (このIDを非表示/違反報告)
暁斗(プロフ) - 好きです…(泣) (2月5日 0時) (レス) id: 1a3630256b (このIDを非表示/違反報告)
焔 - 続きがめちゃめちゃ気になります！更新楽しみにしてます！待ってます！！！ (1月16日 23時) (レス) id: 4850a6f58f (このIDを非表示/違反報告)
もっちゃん(プロフ) - 神作品で見返したりしてます！更新楽しみにしてます！ (8月12日 22時) (レス) @page43 id: 924e2cc931 (このIDを非表示/違反報告)
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