130話 秘密の序開 ページ36
誰もが撃たれると思った
ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ
しかし銃声と共に倒れたのは男達の方だった
伊｢おいまじか｣
諸｢左で撃った…｣
Aの左手にはもう一つの麻酔銃が握られている
『残り5人』
銃を持ちながらも器用に右手でマガジンを
取り出し軽く放り投げる
一瞬でカラのマガジンを捨て
壁に打ち付けるように放り投げたマガジンをセットした
『1発ぐらい当ててみろよチンピラ共』
ギラついた目でそう吐き捨て
両手で麻酔銃を巧みに操り男達を倒していく
その姿に5人は足を止め呆然とする
萩｢えっちょっと。かっこいいんだけど｣
いやいやいや。
『走れや!!!こっち見んな!!』
その言葉を聞き
我を取り戻して大きな扉を目指す
なだれ込むように部屋に入り
伊達と萩原が扉を閉じようとする
扉が閉まる寸前にAは
ある物を外に投げ捨てた
ﾊﾞﾀﾝｯ
松｢おいA。扉が閉まる前に何投げたんだ｣
降｢まさか手榴弾じゃないだろうな｣
『あは正解。でも睡眠ガスグレネードだけどね』
扉の向こうで倒れ込むような音がする
伊｢静かになったな｣
『強化してるからね。全員ぐっすりよ』
一時的とはいえ安堵のため息を零す
萩｢にしてもAちゃん軍出身だったわけ？物騒すぎるよ｣
『いや？ただの防犯グッズよ』
伊･萩｢｢そんな防犯グッズあってたまるか!!｣｣
世の中広いからね。
あると思うよ??
A達が逃げ込んだ先は礼拝堂だった
松｢ここ礼拝堂何個あんだよ。さっきも見かけたぞ｣
『4つだね。東西南北で作られてるよ』
降｢なんで知っている」
降谷さんさっきから
質問じゃなくて尋問になってるよ??
『調べてもらった』
諸｢誰に？」
『……人』
諸｢……」
ごめんて。
ふざけてないと気まずくなりそうなんだよ。
松｢おい。いい加減に教えろ」
あーほら。
伊｢さっき言いかけたが、譲ちゃん本当に何者だ？」
萩｢あのジョーカーって奴とどういう繋がりがあるの？」
『……』
降｢……深海A。君は何者だ？」
諸｢Aちゃん教えてくれないか？」
ああ。
もう無理かなぁ。
『……本当に知りたい？』
｢｢ああ｣｣
ﾌｩー。
近くのチャーチェアに座り
息を吐いた
そしてゆっくり顔を上げ5人を見る
『皆はさ。……前世ってあると思う？』
薄く笑いながら問うA
萩･諸｢｢え？｣｣
松｢何言ってんだ？｣
んー。
『ごめん言い方変えるね。皆は前世の記憶って…ある？』
秘密に手を掛ける
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一匹狼の飼い主(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。ケセラセラ凄く好きなお話です。続く(更新停止中)となっていますが、続きを書くことはありますでしょうか？もし、続きを書くのであれば更新して欲しいです。続きが凄く気になります。 (4月5日 6時) (
レス) @page43 id: e826236d07 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 続き気になりすぎます、、 (4月3日 8時) (レス) @page43 id: 2af65047db (このIDを非表示/違反報告)
暁斗(プロフ) - 好きです…(泣) (2月5日 0時) (レス) id: 1a3630256b (このIDを非表示/違反報告)
焔 - 続きがめちゃめちゃ気になります！更新楽しみにしてます！待ってます！！！ (1月16日 23時) (レス) id: 4850a6f58f (このIDを非表示/違反報告)
もっちゃん(プロフ) - 神作品で見返したりしてます！更新楽しみにしてます！ (8月12日 22時) (レス) @page43 id: 924e2cc931 (このIDを非表示/違反報告)
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