121話 秘密と嘘 ページ27
『アンタ何なの？散々人殺して悪趣味なことして楽しんで、他人に操られて最後は惨めに泣いて。本当に腹立たしいわ』
睨みを効かせた鋭い視線を向ける
男｢ッ！誰も！僕の美学を知ろうとしない！｣
『美学？笑わせないで。アンタのやってきたことはただの悪逆非道の狂った殺人。人の命に価値を持たず奪い、汚した。ただの殺人鬼だ』
男｢ッ……｣
男は絶望する
『人様の命舐めんなよクズが』
アンタのような人間に奪われる命を
何度見てきたか。
何度この手から零れ落ちたか。
J｢ハハハハ！｣
電話越しに汚い笑い声が届く
J｢殺人鬼ねぇ｣
……。
J｢お前がそれ言えんの？｣
ッ
J｢なぁクイーンお前腕落ちたか？｣
『……なんのこと』
電話越しでもわかるぐらいに
ジョーカーは嘲笑うように喋る
J｢7、いや8か。少なくともお前今盗聴されてるぞ？｣
盗｢｢!!｣｣
!?
ﾊﾞｯと体を探る
『ｸｿｯ！…あの時か』
シャツの襟元についているそれを見て
ここに来る前に投げ飛ばした彼を思い出す
降谷さん!!!
余計な事を!!!
萩｢ちょなんでバレたの!?｣
諸｢やばいぞゼロッ｣
降｢見ているのか!?｣
敢｢どうすんだボウズ!!｣
コ｢ｸｿｯ見られてるのか!?｣
J｢いいじゃねぇか。お前ソレ壊すなよ？もし壊しでもすれば…わかるよな？｣
Aはチラッと少女とキャリーケースを見る
やはり爆弾か。
『チッ…』
盗聴器を手に持ち奥歯を噛み締める
確かに腕、落ちたな。ｸｿｯ。
J｢なぁお前今は一般人だろ？ぬくぬくと生温い生活送ってんだろ？｣
『何が言いたい』
J｢今盗聴してる奴らは知らねぇよなぁ？"お前の事"｣
ッ!!
コイツ!!
伊｢なぁおかしくねぇか？｣
松｢…今は一般人つーことは｣
萩｢前は何だったの…？｣
諸｢…ッ(駄目な気がする。ここから先を聞いては)｣
降｢…｣
敢｢……譲ちゃん様子が可笑しいぞ｣
高｢…(Aさん…)｣
コ｢……(何だって言うんだ。Aさんを知れるのか？)｣
J｢知ったら驚くんじゃねぇか？いや、失望だろうなぁ？｣
っやめろ。
J｢お前は人に命の尊さを｣
黙れ。
J｢殺人の心理を｣
黙れッ
J｢語れるような人間じゃねぇんだから｣
黙れ!!
J｢なんせ、お前も、人を殺してんだからな!!｣
『黙れ!!!!!』
盗｢｢ッ!!?｣｣
萩｢えっなに｣
松｢はっ…｣
伊｢ッ！！｣
諸｢どう…いう｣
降｢…なッ｣
敢｢は？｣
高｢ッ…!?｣
コ｢嘘…だろ…｣
ﾊﾞｷﾝｯ
錠が壊れる＿
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一匹狼の飼い主(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。ケセラセラ凄く好きなお話です。続く(更新停止中)となっていますが、続きを書くことはありますでしょうか？もし、続きを書くのであれば更新して欲しいです。続きが凄く気になります。 (4月5日 6時) (
レス) @page43 id: e826236d07 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 続き気になりすぎます、、 (4月3日 8時) (レス) @page43 id: 2af65047db (このIDを非表示/違反報告)
暁斗(プロフ) - 好きです…(泣) (2月5日 0時) (レス) id: 1a3630256b (このIDを非表示/違反報告)
焔 - 続きがめちゃめちゃ気になります！更新楽しみにしてます！待ってます！！！ (1月16日 23時) (レス) id: 4850a6f58f (このIDを非表示/違反報告)
もっちゃん(プロフ) - 神作品で見返したりしてます！更新楽しみにしてます！ (8月12日 22時) (レス) @page43 id: 924e2cc931 (このIDを非表示/違反報告)
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