119話 秘密と嘘 ページ25
犯人からのメッセージを見てから
もうすぐ2時間が立つ
指定された公園には見る限り警察はいない
いや見えてないだけか。
Aは警戒しながら公園中央の時計台へ進み
時計台の近くに人影を見つける
あいつか。
見た感じ20代後半から30代前半の男
顔はクマが酷く不潔ななりをしている
ゆっくり男に近づいた
！
子供？
男の横には小さな女の子がいた
男｢あ〜待ってたよ〜本当に綺麗な目だぁ。その格好もよく似合ってるサイズはピッタリだろう？」
『黙れ殺すぞゴラァ』
男｢……」
子｢……」
盗聴組｢｢……｣｣
んﾞんﾝ。
『指示通り一人で来たけど？その子は何』
女の子は涙目で
その手には手錠がかけられ
男の持っているキャリーケースに繋がれていた
男｢この子は僕の身を守るための防具だよ〜」
『あ？』
防具だと？
こいつ本当に虫唾が走るな。
『離せ』
男｢駄目だよ？それに僕この手錠の鍵持ってないし」
松｢おい。どうすんだあの子供がいちゃあ本当にあいつ殺させちまうぞ」
萩｢それにあのキャリーケースも気になる」
降｢今は様子を見るしかない」
敢｢こんなとこに呼び出しやがって何をする気だ？」
コ｢わからない。でももしかしたら…」
高｢もしかしたら？」
コ｢あの犯人以外にも誰か…」
盗聴をしている8人は
時計台の見える位置に左右に分かれた状態で様子を伺う
『"あいつ"はどこ』
盗｢｢(あいつ？)｣｣
男｢あは？なんのこと？｣
『今回の事件。アンタが考えたわけじゃないだろ。実行犯と計画犯がいる。
そしてここに私を呼んだのもその子を連れてきたのも全て
"あいつ"の指示だろ。
まぁ眼球えぐって私にこんな服着させたのはアンタの趣味だろうが。』
諸｢あいつって誰のことだ？｣
伊｢譲ちゃんは何を知っているんだ？｣
男｢……凄いねぇー？本当に何でもわかるんだ。あの人の言ってた通りだ！でもね？その服選んだのあの人だよ？
俺からのプレゼントだって！｣
『……』
男｢伝言預かってるんだよね｣
『…へぇ』
男｢"久しぶりだな。またお前に会えるなんて思っていなかったよ。まさに運命だ"｣
『……』
男｢"前と違い少々立場が違うようだな。だがどんなに繕うとも俺にはわかるぜ？お前は汚れたネズミだ"｣
コ｢(立場？)｣
男｢"なぁ。あの日俺がどんな気持ちだったかわかるか？お前をやっと…やっとこの手で殺せると思ったのによぉ"｣
盗｢｢!?｣｣
『………』
男｢ "俺の愛しのラット" ｣
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一匹狼の飼い主(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。ケセラセラ凄く好きなお話です。続く(更新停止中)となっていますが、続きを書くことはありますでしょうか？もし、続きを書くのであれば更新して欲しいです。続きが凄く気になります。 (4月5日 6時) (
レス) @page43 id: e826236d07 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 続き気になりすぎます、、 (4月3日 8時) (レス) @page43 id: 2af65047db (このIDを非表示/違反報告)
暁斗(プロフ) - 好きです…(泣) (2月5日 0時) (レス) id: 1a3630256b (このIDを非表示/違反報告)
焔 - 続きがめちゃめちゃ気になります！更新楽しみにしてます！待ってます！！！ (1月16日 23時) (レス) id: 4850a6f58f (このIDを非表示/違反報告)
もっちゃん(プロフ) - 神作品で見返したりしてます！更新楽しみにしてます！ (8月12日 22時) (レス) @page43 id: 924e2cc931 (このIDを非表示/違反報告)
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