お天気少女とヒミツの関係【勇次郎】

17枚目。 ページ18

勇次郎side。








張り切ってる…









あ『ゆーじろー、低カロリーの方がいいよね？』









勇「うん、何作るの？」









ふぅん、、、
そーゆーとこ、気にしてくれるんだ







あ『豆腐とじゃこねぎの和風グラタン』









勇「へぇ美味そ。期待して待ってるか…何？」









リビングへ行こうとすると、手を掴まれた。









あ『どこ行くの？勇次郎も手伝ってよね？』









勇「お、おう…」









あ『さぁ！やりますか〜！』








花宮さんの笑顔に威圧を感じるんだけど…






そして約30分後…







チーンッ(オーブンが終わった音)






あ『できた！！できたよ！勇次郎！！』









勇「はいはい。それじゃ持ってって食べよっか。」





なんでこんなことで、花が咲くような笑顔になれるんだよ…





―――――――――――――――

あ『いただきます！！』


勇「いただきます。」








あ『初めて作ったけど、悪くないね。これ』







勇「え？初めてなの？」







あ『？そうだよ？CO〇KPAD先生ですよ！』








勇「へぇ、すごいじゃん。」









あ『でしょ！？えへへ〜』









勇「CO〇KPAD先生が。お前じゃない。」




本当は、お前なんだけど…






あ『ちぇっー。てか、私には花宮 A っていう名前があるんだけど！！』






そう言われて、花宮さんと呼べば、そうじゃない！って顔してる。





あ『A』




勇「A …」




名前呼ぶのって、こんなに恥ずかしいもんだっけ…？





あ『うあー、満腹！！ごちそうさまでした！』



勇「ごちそうさまでした。」



あ『勇次郎、お皿貸して。洗うー』







お皿を洗い出したかと思えば、また呼ばれてキッチンに行く。






ん？とキッチンに顔を出した僕に、『袖を上げて？』と、頼んでくる彼女。






勇「了解。じゃ、じっとしててね」






あ『うん…！？ちょっと、、、』





後ろから袖をあげ始めると、この行動は予想外だったようで。





耳にかかる息がくすぐったいのか、身をよじる彼女。





あ『耳、くすぐったいんだけど』






勇「んー？僕は何もしてないけど？？ﾌｩｰ」






あ『んんっ…やめっwくすぐった…www』





イタズラ心で息かけた僕が間違ってた。
反応可愛すぎたんだけど…






試しにぎゅーっと抱きついてみると、離れて！！と言うから、しぶしぶ離れた。







ん？しぶしぶ…？？

18枚目。→←16枚目。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す