お天気少女とヒミツの関係【勇次郎】

33枚目。 ページ35

ママに押されて部屋を出ると、勇次郎たちがいた。









愛「なーんだ、似合ってんじゃん。大丈夫大丈夫」









あ『そ、そう…？？ゆ、勇次郎…どう？似合わないよね！？そうだよね！？そうだと言って！！』









絶対無理。こんなの似合わない。



私が着ちゃダメなタイプだよ…









勇「残念。似合ってるよ、綺麗ですよ。お姫様？」









は…？こいつは何を言っているんだ！








しかも、そんなキラキラした笑顔で言わないで…









あ『嘘だァァァァ』









さ「こら、A。うるさいわよ。あ、あなた達もバッチリね。よく似合ってる。ねぇ？メイクさーん」









クソ…ママめ…









メイクさん「…ええ！！それはもう！！LIP×LIPのファンの1人としては、もう家宝問題ですよ…！」←









待って、家宝ってwww


やばwメイクさん面白すぎたwww








やっぱ、すごいな勇次郎達…








あ、そうだ。

少し、イタズラしちゃお…









あ『勇次郎…』









耳貸してーと言えば、少し屈んでくれた。









勇「ん？何…『すごく似合ってる、かっこいい』……っ///」









割と真面目なトーンで耳打ちすると、勇次郎の顔が赤くなっていく。









あ『あれ？どしたの？熱でもあるの？？』









勇「ない…ないから！！早く行くよ！！」









あ『あ、ちょっとー待ってってばー！』









何アレ。分かりやすい…www



てか、あれで顔赤くするとか、可愛い…








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その頃…後ろでは…




愛「なぁ、社長。１個いいですか？」






さ「何かしら？」






愛「俺には、あいつらが恋人同士にしか見えないんだけど」





さ「それ、わかるわ。あれで恋人同士じゃないって…何か病気かしら…」←





愛「そうですね…(アイツも大変な女に惚れたな…)」





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さて、撮影開始〜。









二人「「僕ら恋する何十年何百年でも、惹かれ合うんだよ、まるで魔法のように」」







ここは、私じゃないんだよね。


画面の子の方が絶対かわいいのに！！


なんで私が主役なんだよ…新人だぞ！←認めた





勇「あのね、今夜夢の中では、君は僕と恋に落ちてる」





勇次郎に手を取られる。


なんて爽やかな笑顔だこと。

本物の笑顔じゃないと分かってるのに…

その笑顔にドキっとしてしまった。

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