ボクのモノになりなよ【飴村乱数】《完結》

７話 ページ8

『えっと、……クローゼットにボックス付きの家具ひとつで良いですか？』





乱数「……ボックス？」









『えぇと、ボックスと言って、大きさは種類があるんですけど、
沢山しまえるんですよ。


服だけでなく靴やハンガーを置くのにも使えるので良いかなぁと、……』






乱数「えっ、そこまで考えてくれるの〜？
さっすが、天才さん！」









『飴村さんの方が天才ですよね？？』





乱数「そんなことないよ〜」









「おや、お邪魔でしたか」




「あ、お前、ハラジュクのリーダー！」









『あ、どうも』




乱数「幻太郎、帝統、どーしたの？
今日、来る予定無かったよね？？」









Fling Posse揃った。
ワ(´^ロ^｀)タ









幻太郎「執筆に詰まりましてね。
公園で一息してたんですが、帝統とばったり会いまして。


ですから、どうせなら乱数のところに行こうと。
ところで、…………貴方は何故ここに？」









『ハラジュクのインテリアショップ事務所から出張で来ました。
今回、飴村さんの依頼された家具を担当することに。



えっと、夢野さんと、有栖川さんですよね？』









幻太郎「小生たちのことをご存知で？」





『もちろん、いずれかは戦う相手ですから』









帝統「前向きでいいな〜！
俺、帝統って呼んでくれていいぜ！」






『え、で、ですが、……』









乱数「ボクも名前でいいよん！
あと、敬語もなし！！

幻太郎もそれでいいよね〜？」









幻太郎「小生は構いませんよ」









『そ、そこまで言うなら……』









乱数「やったぁ！」








幻太郎「良かったですね、乱数」




帝統「良かったじゃねぇか、第一歩だな！」









乱数「ちょ、言わなくていーから！」





『……？』









幻太郎「ところで、……先程乱数が依頼した、と言っていましが、……」



帝統「何を依頼したんだ？」









乱数「ボクの作る洋服を置くスペースがなくなってきたんだ〜
だからね、家具を依頼したの！



沢山綺麗に収納できる家具！！」





『一応クローゼットなどを作ろうと考えてます』








帝統「へぇ〜楽しみだな！」



幻太郎「小生も何かお手伝いしますよ」





帝統「んなら俺もやるぜ！
乱数は勿論やるよな？」




乱数「あったりまえでしょ！！
さー、やっちゃおう！」









『はい！』





「「「敬語！」」」







『あ、……う、うん、…』




Fling Posseに敬語無しは無理だろ、……。

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