ボクのモノになりなよ【飴村乱数】《完結》

６話 ページ7

乱数「……え、？」




『えっ！？』







『あ、飴村さん！？！？』






乱数「わ〜、ボクの事知ってるの〜？」









『もちろん、知ってますよ！
Fling Posseのリーダーですよね？』






乱数「うん、そうだよ！
キミはsecret markのリーダーだったよね？」






『飴村さん、知ってるんですか？』




乱数「もちろん！
最近、話題になってるよ〜！」









『私のチームでも、最近話題になってますよ！』




乱数「へぇ〜、どんな話〜？」







『……ん〜、…………
予選勝ち残ったのが、６チームって話ですかね？』









乱数「そういえば、キミのチームも残ってたね！
お互いがんばろーね！」




『もちろんです！』









乱数「ところで、……何でキミがココに？」



『あ、えっと、仕事で来ました』






乱数「……仕事？
ってなんの仕事？」




『あ、ココに出張に行くように課長に言われました、……』









乱数「あぁ！
ボクが頼んだ相手ってキミだったんだね！」




『た、頼んだとは？』









乱数「ボク、ファッションデザイナーやってるんだ〜！
キミはインテリアデザイナーだったよね？」




『あ、はい、よく知ってますね』







乱数「だって、ずっと見てたから(((ﾎﾞｿ」





『……？』









乱数「そーだ！
キミ、まだ疑問に思ってることあるでしょ！」





『あ、はい、一応は、……。
なぜ私がここに呼ばれたのでしょうか』









乱数「実はね〜、ボク、新しい家具が欲しいんだ！」









『新しい家具ですか……』



乱数「うん！
でもね、お店に好みのものがなかったんだ！




だから、キミにデザインから制作まで頼んだの！」









『せ、制作までですか！？！！』




乱数「うん！
ダメだった？


あ、でも、少しは手伝うからね！」









飴村さんが家具を私に依頼……
ワクワクする……！









『や、やります！
どんな家具が欲しいんですか？』





乱数「ん〜とね、ほら、ボクさっき言ったでしょ？



ボク、自分で書いたデザインを自分で洋服にまで作ってるんだ！






だから、ほら！
見てわかるでしょ？



洋服をしまうスペースが最近減ってきちゃって。


だから、洋服を出来るだけ綺麗に沢山しまえる家具が欲しいんだ。








えっと、こんな感じの説明でい〜い？」




『…はいッ、十分です』







洋服をしまう家具……。
クローゼットとボックスでいいかな……。

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