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Y.C
冬になった。
僕らはもうすっかり疲れてしまっていて、なす術なくただただ巡り来る日々を過ごしていたなか。
それを聞いたのは、偶然なのかなんなのか、僕の誕生日だった。
伊｢知念、みんなも聞いて。｣
大学受験で忙しいいのちゃんは、夏休みよりはるかに大人になっていた。
知｢なに、いのちゃん。｣
伊｢俺のクラスに光と雄也っているだろ？その二人から情報もらったんだ。｣
光と雄也、といえば。
どこかの企業の双子の息子で、交友関係の広さとフレンドリーさで、この学校では有名だった。
伊｢秋にね、大手企業のトラックが事故を起こしていたらしいんだ。｣
中｢…それがどうかしたの？｣
伊｢その事故、隠蔽しようとしてたみたいなんだ。でも上層部に見つかって、そろそろニュースになるんじゃないかって。｣
有｢その事故って、どこで起きたの？｣
伊｢北海道らしい。それからその事故の被害者、一部の記憶喪失になってるらしいんだ。｣
薮｢それでなんの関係があるの？｣
伊｢その人の名前、山田涼介って言うんだ。｣
知｢…りょう、すけ…。｣
知｢…僕、北海道行く。｣
有｢でも覚えてないかもしれないんだろ？｣
知｢それでもいい。無事でいてくれてるならそれでいい。｣
中｢じゃあ、一緒に行くよ。感動の再開、カメラに収めておかないとね。｣
薮｢俺と伊野尾も行くよ。｣
伊｢受験終わったらになるけど、山田に会わないとやってらんないしね。｣
こうして僕ら五人の、夏の北海道行きが決まった。
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ゆとやま(プロフ) - かこさん» わあああ、、申し訳ないです(；＿；)ご指摘ありがとうございます！即座に直して更新いたしました！ありがとうございます！！ (2017年9月21日 0時) (
レス) id: b600993619 (このIDを非表示/違反報告)
かこ - とても楽しみにして読んでいます！ところで23が抜けているのが気になりましたが、物語はあるのでしょうか？ (2017年9月21日 0時) (レス) id: 85a9e59358 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとやま(プロフ) - yamadasakura3さん» ありがとうございます！ (2017年8月16日 21時) (レス) id: b600993619 (このIDを非表示/違反報告)
yamadasakura3(プロフ) - 楽しみにしています！更新頑張って下さい！ (2017年8月16日 18時) (レス) id: d9f93acf5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠雨
| 作成日時：2017年8月16日 16時
