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あれから、本当に電話はかかってきてない。
ただ、電話番号から追加したであろうメッセージがたまに来る。
【いまなにしてるのー？】
【お店来ないの〜？】
【Aちゃーん】
と、その全てを既読無視してしまっている。
ブロック出来ないのは、
あの時のちょっと寂しそうな表情が脳裏にこびり付いているから。
きっと寂しいんだろうなって予想出来てしまうから。
お昼休みにスマホを見ると着信が1件。
増田貴久からの着信だった。
魔が差した。
ちょっと仕事がうまくいって機嫌が良かったから。
だから、かけ直してみる。
ちょっとして出なかったらもうかけない。
＿「Aちゃん！？」
1コールもしないうちに出たと思ったら第一声から声がでかい。
『あ、ごめん、かけてくれてたから』
＿「うんん、嬉しい。
メッセージ返してくれないからもうダメかと思った。」
22歳だから許されるであろう可愛い話し方。
『なんの用事だったの？』
なんだかほんとに魔が差した。
たまたま、そんな気分になった。
＿「声聴きたかったらからって理由は通る？」
やっぱり遊ばれてるなぁって。
年上で遊んでみたいお年頃かな。
大丈夫、恋愛対象に入ることはない。
心当たりのある出会いもないし、遊ばれてあげる。
『無理があるね、それは』
＿「じゃあ今日お店来てよ、待ってる」
「じゃあ」の意味はよく分からない。
切れた電話を少しの間眺めていた。
行くかどうかはその時になってから考えてみる。
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はるつぁんこ。 - Twitterから書き終わりましたのツイートを見て飛んできました！！もう最高すぎて……もうありがとうございます！！！！！ (2022年5月8日 0時) (
レス) @page43 id: 46806adbbf (このIDを非表示/違反報告)
ZAVdy3wfTqOL6Rh(プロフ) - もう本当に最高でした!!増田くんの可愛さに終始やられてました。 (2022年5月8日 0時) (レス) @page43 id: 62e21974b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばりぃ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/kmk_valley
作成日時：2021年8月28日 11時
