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増田くんと初めて出会った(とされる)居酒屋。
行きつけと言うほどではないけど、
会社からもいい具合な距離で1人でも浮かないし、リーズナブル。
いい具合にうるさくて、いい具合に品がある。
だからあの日、ここを選んだ。
案内された席に大人しく座ってまずはビールを頼む。
おつまみを追加しながら、おかわりなんかしちゃって、
いつもは飲まないようなハイボールなんか頼んじゃって。
ぐるぐると頭の中を回るのは増田くんのことばかり。
また明日行ったら会える。
けど、また他人のふりされるのは辛いし、仕事の邪魔はしたくない。
そもそも他人のふりしてるんじゃなくて本当に覚えてないとか？
それくらいどうでもいい恋だったとか。
頑張ってるって確かめられただけでもいいか。
いや、でもどちらにせよ一言くらい文句言いたいかも。
あぁもう、だから私はそんな文句言える立場でもないんだし、、、
埒が開かない。
答えが出ない。
そう言えばあの時はあの席に座ったなぁと店内奥のテーブルを見つめる。
ちょうど大きな窓がある位置で街灯がその席に座る人を照らした。
その人は目元を拭って、ビールに口をつける。
酔ってたからだと思う。
酔ってたからだと思いたい。
どうにでもなれ。
このままもう、会うことがなくても。
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はるつぁんこ。 - Twitterから書き終わりましたのツイートを見て飛んできました！！もう最高すぎて……もうありがとうございます！！！！！ (2022年5月8日 0時) (
レス) @page43 id: 46806adbbf (このIDを非表示/違反報告)
ZAVdy3wfTqOL6Rh(プロフ) - もう本当に最高でした!!増田くんの可愛さに終始やられてました。 (2022年5月8日 0時) (レス) @page43 id: 62e21974b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばりぃ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/kmk_valley
作成日時：2021年8月28日 11時
