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. 独歩side ページ36

先日、友人のAからある話をされた。





「独歩、飴村乱数さんって知ってるよね?…私、乱数さんに好かれてるみたいなの」



その言葉には耳を疑った。

飴村乱数がいつどこでAの事を知ったかは分からないが、困り顔で見つめてくるAに俺は






「そ、そうなのか…頑張れよ」


何を応援したのかすら自分ですら分からなかった。



Aの顔はさっきよりも更に困惑していた。






────────

その日は夕方から一二三と一緒に呑んだ。

久しぶりに飲む為、視界がおぼつかなくなっていくと、一二三の笑い声が大きく聞こえる。




「独歩ちんいつもより飲んでね!?何かあったん?」


「あぁ…Aの事で…な」




興味津々なのかこれから仕事だと言うのにのんびりと目の前の椅子に座っていく。

どうしてこうも余裕があるのか。俺にも教えて欲しい。





「それがなぁ…飴村乱数がAの事が好きらしいんだ…」


「うぇえ!?飴村シグマがAっちの事が好きぃ〜!?」


「乱数だからな」




その話を聞いて俺の前に一二三の顔がドアップに見える。

あまりにも近かったので一二三の肩を軽く押し、少しだけだが遠ざけた。




「独歩ちん、独歩ちん!Aっちは先生にしか興味が無いはずなのにシグマの事、やけに気にかけてね?いつもなら見向きもしないのによぉ〜」


「まぁ確かに言われればなぁ…俺に相談してくるなんて初めてだったし…一二三の言う通りかもな」



一二三の意見に賛同すると、ドヤ顔がはっきり見えた。

あのAが先生以外にも興味を持つ時が来たとは…複雑だな。




俺が頭を抱えて唸るといつの間にか後ろに回っていた一二三に背中を叩かれる。




「そんなくらい顔しないしない!早く飯食べて、寝ないと明日、会社に間に合わなくなるぞ!」


「あー…会社か…」




またハゲ課長の下につかないとなると頭が尚更、痛くなった気がする。


はぁぁぁ…と重く長い溜息を着くと、俺の携帯からバイブ音が聞こえた。





「?独歩ちーん、先生から電話来てるぞぉ〜?」


「!ま、まじか…!」




急いで携帯にしがみつくと、確かに"神宮寺先生"と書かれた文字が浮かび上がっていた。

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設定タグ:ヒプノシスマイク , 飴村乱数 , 神宮寺寂雷   
作品ジャンル:恋愛
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あやりな(プロフ) - ACNEさん» 続きはどんどん更新中だからねっ!早く読んで僕の活躍を見ててね!これからもー応援よろしくねーっ! (2019年8月19日 15時) (レス) id: 13a7eba215 (このIDを非表示/違反報告)
ACNE - 続きがまちどおし((…ワクワク(#´∀`#) これからも頑張ってください! (2019年8月19日 14時) (レス) id: d9fccfe3cd (このIDを非表示/違反報告)
あやりな(プロフ) - まふさん» そーなのー!?それはショック…ってそんな訳ないよ!これからもっと僕の事を好きになってよ!僕も君のこと大好きだからさ!またお話しよ! (2019年7月17日 17時) (レス) id: 13a7eba215 (このIDを非表示/違反報告)
まふ(プロフ) - コメント失礼します。らむださん最初はあまり好きではなかったのですがこの小説みてからとっても好きになりました!これからも更新頑張って下さい (2019年7月17日 16時) (レス) id: b1440280f1 (このIDを非表示/違反報告)
あやりな(プロフ) - 叶夢さん» おねーさん、僕の事応援してくれるのー!?ありがとうー!ぜっーたいに!君の事、奪いに行くからねっ!待っててよぉー! (2019年6月16日 11時) (レス) id: 13a7eba215 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやりな | 作成日時:2019年5月14日 21時

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