文豪達で「もしも」の話 −第二幕−

★もしも貴女が他の男に色目を使っていたら ページ14

貴女は敵組織に潜入しています。
まぁ、いわゆるハニー、トラップとかってやつです。
それを他の文豪達が知ったらどうなるのでしょうか。

ちなみにナイスボディです。



中島敦 の場合

「あの、あんまり触らせないでくださいね」


任務だろう、と解釈しますが、
ちゃんと忠告します。おどおどしながらですが、言ってくれます。


太宰治 の場合

「ねぇ、あいつに色目使ってたよね？
私以外に身体見せないでよ。その顔も首も胸も足も、心だって私のものなんだから。

分かってるよね」


一つ一つ指でなぞりながら反応を見て来ます。すごく怒っていますがそれほど愛されているということです。声をあげたらスイッチが入るので我慢しましょう。



国木田独歩 の場合

「ににににに、任務とはいえ、その、体を売るようなことはするなっ///」


任務だと理解しているけど、どうにも納得できないよう。顔を赤くしながら、注意されます。



江戸川乱歩 の場合

「ふーん、僕のものだって自覚、足りないみたいだね」


そのまま夜には印をつけられることでしょう(ニッコリ)



芥川龍之介 の場合

「任務だ。あれは任務だ。任務だ。決して浮気では」


自分に言い聞かせてそうです。
貴女がその瞬間に抱きつけば、飛んでくるのは羅生門です←



中原中也 の場合

「お前、どこまで触られた。俺以外に触られんな。……ちゃんと、消毒しねぇとな？」


狼の目に早変わりです。
結局消毒後はいつも通りですがいつも以上に腰が痛いでしょう。



トウェイン の場合

「僕のこと怒らせて、楽しい……？」


光のない目で貴女を見つめて来ます。
押し倒されますがお説教と少し手を出させるだけで終わります。
あくまで紳士が売りです。


エドガー の場合

「…………あの人がまさかAにあの任務をさせるなんて、予想外だったである」


任務のことは知っていたが誰が言ったかは知っていなかったらしい。
貴女だと知ると厳重に確認して来ます。いろいろと。



◎織田作之助 の場合

「何もされてないよな」


威圧感がやばいです。いつもの天然で優しいカレー好きはいなくなりそうです。




★リクエスト、感謝感激！

サラノ 様からのリクエストでした。



いやぁ、二つ目のリクエストは私の腕がなりました。
太宰さんなんてニヤニヤしてしまいました。
我ながら甘くできたと思う。

こんな感じかどうかは怪しいのですが、

またのリクエスト、お待ちしています。

★もしも貴女はラナンキュラスを送ったら→←慰めの続き

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