文豪達で「もしも」の話 −第二幕−

★もしも貴女の精神が壊れたら ページ2

『っふふ、あはは、あっはははははは！！！みんなミンナ！！呪わレればイいんだ！！』


少しQちゃんみたいな感じになりますが。
貴女の精神が壊れてしまいました。
異能力ではありません。

貴女の目には文豪達が見えていないようです。




中島敦 の場合

「Aさん！？！？落ち着いてください！暴れ、ないで……….っ！！！」



暴れている貴女を押さえつけようとします。
攻撃してきたら虎化して抑えてきますが、貴女の意識が戻るのには時間がかかるでしょう。



太宰治 の場合

「A、ちゃん……！痛っ、やめて。私がわからないのかい！？
………私を見ろ、A！！！」


肩を掴んで無理にでも自分と目を合わせてきて精神を回復してくれます。
泣きそうになっていますが、貴女が彼の名を呼ぶと安心した様に微笑むでしょう。



国木田独歩 の場合

「独歩吟客______鉄線銃！！」


異能力で鉄線銃つくって、貴女を縛り付けますが、それから貴女に今までの話をしたり、理想を説いたりして、何時間もそばにいてくれるでしょう。



江戸川乱歩 の場合

「大丈夫！大丈夫、だよ。僕はここにいる。僕が泣いてた時、背中貸してくれたでしょ？一緒にお菓子も食べたし、遊戯もした。早く、戻ってきてよ_________」


最後のセリフの後、後頭部を捕まえたまま、あどけなさ残る感じでキスしてくるでしょう。
貴女を引き戻すためなら、なんだってしてくれるのが名探偵です。




芥川龍之介 の場合

「僕に楯突くか………羅生門っ！！」


羅生門してきます。
それでも貴女の精神が治らなければ、殴ってでも戻そうとしてくれるでしょう←



中原中也 の場合

「大丈夫、大丈夫だ。俺はお前のそばを離れねぇよ。ほら、此処にいるだろ？

………笑うな！
そんな苦しそうな顔で笑うんじゃねぇ！！」



落ち着かせようとしてきますか、それでも届かなければ本音でぶつかってきます。
貴女が狂気的に笑っているのが、彼には苦しそうな笑みに見えるのでしょう。
彼はあくまで、貴女の優しい笑顔が好きなのですから。



トウェイン の場合

「僕、何か悪いことしたかな……痛っ、僕が、悪いなら、あやまるよ………戻ってよ」


珍しく弱気な感じで、貴女にされるがままでそれでも言葉で戻そうとしてくれます。
決して銃は使いません。異能だって使いません。




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