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参 体目 ページ5

「誰かと相部屋になるのだよ」




『相部屋、ですか?それが何か』



太宰「同じ屋根の下、異性と暮らすなんて、
女性としてはこう、いけないんじゃないかな」



『寝床と飯があれば別に何処でもいいのだが』



鴎「そうかい?なら、何処がいいか、希望はあるかい?」



『………強いて言うなら、飯を作るのがうまいところだが』



すると、皆、同じ人を見た。


中「お、おい、なんでこっち見てるんだよ」



太宰「料理がうまいと言ったら……」


鴎外「中也君だね」
芥川「中也さんですね」
紅葉「中也じゃのう」
太宰「中也だよねー」



『そうなのか?』



中也「人並み似はできるが」




『せっかくだからお邪魔したいのだが、
空き部屋はあるのだろう。首領?』




鴎外「それも君の異能かい?」




『あぁ。私の能力の一つだ。人の思考を覗ける』




鴎外「強力な異能を持っているじゃないか。
確かに、空き部屋はある。」




『なら、そちらにしてもらえないか?』




鴎外「人との関わりも大事だよ」




『そうだが………………了解した』




首領は怒らせたらダメなようだな。
後で控えておこう。




『ならせめて、平等にクジ引きで決めてはくれないか』




鴎外「いいだろう。すぐに作らせる。少し待っていてくれるかな」




『了解した』



鴎外「芥川君、お願いしていいかい?」



芥川「わかりました」



それから数分後


芥川「これでよかったでしょうか?」



鴎外「ありがとう、じゃあみんな引こうか。
赤いのが付いていた人のところだからね」



「「「「せーの」」」」






太宰「付いてない、ちぇー。お姉さんと心中できると思ったのに」




紅葉「私もじゃ」



芥川「やつがれもです。ということは」






中也「なんで俺なんだよ!!!!」




太宰「中也、ずるい〜」



中也「はぁ?何言ってだよ。毎日、飯作るんだぞ」



『すまないな、迷惑をかける』




中也「はぁ〜、迷惑だけはかけるなよ」



『善処する』



鴎外「決まったみたいだね。中原君、
部屋に案内してあげなさい」



中也「はい」



こうして、私は中原中也の部屋に泊まることになった。
部屋に向かう時に太宰が睨んでいたが、
それは後回しだ。


今は、静かに付いていけばいいか

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弓月(プロフ) - 間違えて2回送ってしまいました。あと、間違ってたらすみません (2018年3月5日 1時) (レス) id: 32509f2cb7 (このIDを非表示/違反報告)
弓月(プロフ) - 芥川さんは幹部じゃなくて遊撃隊隊長じゃないですか?もう黒の時代時の五大幹部は太宰さんと紅葉さんと中也とAとあともう1人じゃありませんでしたか? (2018年3月5日 1時) (レス) id: 32509f2cb7 (このIDを非表示/違反報告)
弓月(プロフ) - 芥川さんは幹部じゃなくて遊撃隊隊長じゃないですか?もう黒の時代時の五大幹部は太宰さんと紅葉さんと中也とAとあともう1人じゃありませんでしたか? (2018年3月5日 1時) (レス) id: 32509f2cb7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 1000hitのお気に入り登録者数5人以上、星に色まで!!!!もう感謝しかないです!ありがとうございまぁぁぁぁす!!!! (2016年2月1日 18時) (レス) id: 9c24d02fa9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヤンデレピエロ | 作成日時:2016年1月4日 16時

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