捌拾玖 体目(89体目) ページ14
くそッ!あいつの言ってたことが本当なら、
Aはそのギルドっていう連中に捕まってるってことかよ!
俺は走った、とある部屋へ。
「…………太宰!!!」
「どうしたの中也?」
俺は今まであったことを、七割がた省略して、
太宰に説明した。
ホントはこいつに頼るのは癪にさわるんだが、
今はそんなことを気にしてる暇はねぇ
「そうか。よし、今から行こう。
すぐにでも行かないと、Aちゃんに何かあったら大変だしね」
「なら早く行くぞ!」
「ちょっと待って」
太宰に腕を掴まれ、止まる。
「なんだよ。すぐにいかねぇと」
「その前にやることがあるから、中也も準備をしておいて。もしかすると、アレを使うかもしれない」
アレを使うほどの相手なのか、
ギルドのボスは。
「……ッチ、早く済ませねぇとぶっ殺 す」
俺は煙草を出すと扉を出た。
ホントは今にでも、助けに行きテェ。
「A、何もされてねぇよな」
心配だ______________
ーーー
ーー
ー
〜太宰 視点〜
ギルドか
首領から少し、話を聞いたことがあったけど、Aちゃんを連れて行くなんてね。
連れて行かれた理由は多分
ギルドへの勧誘
あれくらいの実力だと狙ってくるのは当たり前だ。
彼処のボスだと力づくで手にするような人じゃないと思うから、多分今日か明日くらいまでは普通になんとかなるだろう。
けど、それ以降は・・・
「こんな暗いこと考えてちゃ駄目だ」
首を横に振り、今の考えを消す。
今はとにかく首領に連絡しよう。
この間、電話番号はAちゃんの携帯から盗み見たから。
プルルルッ
「……太宰君」
「首領、Aちゃんが…」
「そのことはもう知っている。
それより彼方の方は強いよ」
「それも知っています。多分、中也のアレを使うでしょう」
「そうか、、、。行くなら芥川くんも連れて行きなさい」
「………分かりました」
「芥川くんには私から伝えておくから、
準備をして早く行きなさい。ギルドの場所はそっちに送っておくから」
「はい、それでは」
ツーツーツー
電話を切って携帯をしまう。
「……私も準備をしようか」
Aちゃん
待ってて、今、みんなで助けに行くから。
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トマトマン(プロフ) - �さん» おそ松さんも好きなので是非見させて貰います(_ _*) (2016年3月18日 19時) (レス) id: 7c2eb96b69 (このIDを非表示/違反報告)
薆(プロフ) - トマトマンさん» いつも見てくださりありがとうございます!!!私も好きなキャラとかが話に出てくると時々死因が萌えになりますwww昨日、新しい話も作りました!文ストとおそ松さんのコラボです!ギャグっぽくしますが、絶対シリアスになる気がする作者からの宣伝でした! (2016年3月18日 15時) (レス) id: 9c24d02fa9 (このIDを非表示/違反報告)
トマトマン(プロフ) - ヤベー超面白いwww芥川がwwww萌えが死因ってwwwww夢主最強じゃん!!今回も良かったです(*^^*)楽しみにしてます!! (2016年3月18日 14時) (レス) id: 7c2eb96b69 (このIDを非表示/違反報告)
薆(プロフ) - 中年男の行方ももう少し書きたいと思います。ヤバかったので指定が入るかと思いましたよ(ーー;) (2016年3月4日 21時) (レス) id: 9c24d02fa9 (このIDを非表示/違反報告)
トマトマン(プロフ) - 可愛い可愛い夢主ちゃんが汚れれたーーー!!(T_T)中年男許すマジ!!#(`^´)続き気になります!更新頑張って下さい。(^^) (2016年2月29日 20時) (レス) id: 67a72e858a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヤンデレピエロ | 作成日時:2016年2月15日 16時