第3話 パフェウマウマ ページ5
あれから少し歩いて、いまは、近くの和菓子屋に来ている。
「さぁ、好きなだけ食べ給へ」
何食べよう。パフェでいいか。
『すみません。パフェください』
注文を取りに来た女の人に太宰はいつも通りに
「あぁ、なんて可愛らしいお嬢さんだろう
どうか私と、心中してくれないであろうか」
なんて口説いてる。其れを国木田がしばく。
「えっと、気にしないでくださいね。いつもの事ですから」
『あ、はい』
何回も見ているから、分かっている
何て言えないので、普通に返す。
運ばれてきたパフェを食べながら、
『文ストの世界にきたんだ』と、小さく声に出し、3人を見ながら微笑む。と、
国木田にしばかれた太宰が、急に質問してくる
「そういえば君の名前を聞いていなかったね」
Aは10分程で一つ目のパフェを食べ終わり、お代わりを頼んでから質問に答える。
『そうでしたね。
私は、柊 Aと言います。齢は17です』
文ストの世界だと『歳』は『齢』
って言ってるから、合わせないと。などと思っていると、外から
「きゃー、強盗よー」
と声が聞こえる。
「強盗!?」「きゃー」「逃げろー」
などと店の中もパニックになる。
『強盗みたいですね』
と、少し驚きながら言うが、
心の中では、『おもしろそう』などと思っていた。
「仕方ない。行くぞ太宰、敦!!」
「はい!!」「頑張ってね〜」
「って、お前も来い!!!」
3人の日常を眺めながら、黙々とパフェを食べ続け、食べ終わると、Aは、
『よし』といい、太宰たちの後をついていくのであった。
ーーーーーー
はい。前回から主人公の雰囲気が完全に変わっております。
もう少しすれば、彼女の能力がわかりますので、お楽しみに。
19人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はずりん - 続きが気になります(((o(*゚▽゚*)o))) 更新、待ってます! (2018年1月27日 11時) (レス) id: c3061f7eff (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - おもしろいです♪更新待ってますねq(*・ω・*)pファイト! (2017年8月21日 23時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
包帯少女(プロフ) - とても面白いです!続きが気になります! (2017年6月14日 23時) (レス) id: 7a88606d9f (このIDを非表示/違反報告)
薆(プロフ) - lesさん» コメント有難うございます。初コメントなのに返信が遅れてしまい、すみません。文ストのファンなんですね 同じです。宜しければ、推しメンを教えてくれませんか。別の小説も書いているので、其方も見てくださると嬉しいです。(図々しいかったらすみません) (2015年12月30日 16時) (レス) id: 9c24d02fa9 (このIDを非表示/違反報告)
les - 文スト大好きです!書き方とかわかりやすくて面白いです。頑張ってください。 (2015年12月27日 9時) (レス) id: bb668f06e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ピエロ | 作成日時:2015年12月26日 21時