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大会当日────




貴女『………………』


誠也『何キョロキョロしてんの?』


貴女『うっさいな!つーかなんでここにいるの?』


誠也『今日は俺がピットで指示出してあげる』


貴女『は、マジかよ。無理、負ける……』


誠也『女子の誘い断ってこっちに来てあげた気持ちも分かってくんない?』


貴女『誘われたんだから行けよ』


監督『A、そろそろ始まるぞ。精一杯、頑張ってこいよ』


貴女『はい!』









審判『いちについて、ようい』


全員『………………』


貴女(練習通りに……)







スタート!!









司会『おっと!どういう事だ?!』


実況『ご覧下さい!三連覇している王者がいるのにも関わらず、追い抜かした少女がいます!その少女は現在1位!!』


司会『これは新たな伝説誕生か?!』









誠也「2位はアウトサイドにいるから大丈夫。気をつけるべきは、3位が乗っているレースカーは曲がりやすいから。いつでもインサイドにいる」


貴女『了解』

7→←5



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作者名:AiRA | 作成日時:2018年3月22日 16時

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