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黒服『おい着くのギリギリだぞ』
貴女『遅刻はしてないです』
黒服『まぁ、そうだけど……』
黒服『今日は、先日の殲滅任務の形跡について首領室で説明しなくちゃいけないんだとよ。全員来いってさ』
貴女『私は何も喋らないよ』
黒服『わーかってるよ』
貴女『…………フランケン、今日の仕事が終わったら、先に家に帰ってていいよ』
フランケンは小さく頷いた。
そして静かに消えていく。
黒服『便利そうな異能だよな、お前の』
貴女『……そう?』
黒服『あぁ。なんか、なんだかんだ言って、フランケンめちゃめちゃいい奴じゃん』
貴女『!…………皆にそう思っていただけたなら嬉しいよ』
私も自然に笑えるようになっていた。
黒服『さて、そろそろ殲滅終わる頃だろ。行こうぜ』
黒服『そうだな』
貴女『………………』
そうして、今日の仕事も終了した。
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作者名:AiRA | 作成日時:2018年3月28日 11時