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Prolog ページ1



ある晴れた日の夕方、その日もその駅は様々な人の足となるという役目を現在進行系で果たしていた。先程駅のホームに到着した電車からは続々と人が降りてきている。

降りてきた人々は皆、なにかしらの目的を持っていた。

仕事から帰る人、今から仕事へ行く人。はたまたこの横浜にようがある人。皆続々と改札を通り抜け、人混みが落ち着いてきた頃、夕日に染まるプラットホームには、一つの影があった。

人がいるのはこの駅ではなにも珍しいことではない。むしろ人がいないほうが云いすぎかもしれないが、異常であった。




「あのすみません、大丈夫ですか?」




駅員の制服を着た男性が、少々短い影の主に声をかける。
数秒の間が空き、その影の主が先ほどの駅員の声に今気づいたかのように顔を上げた。駅員の姿を確認すると、ゆっくり口を開く。




「すみません、ここは一体何処ですか?」




その影の主人は、制服を着ている小柄な少女であった。
その少女の表情は暗く、いかにも困り果てているようであった。




「ここはヨコハマ駅です。あの、必要であれば警察を呼びますが...」




少女の質問に答えながら、少女の顔色と様子をうかがう駅員。
しかし、以前と少女の顔は冴えない。どうやら駅員が伝えた駅名は、少女にとってあまり耳にすることのない名前だったようだ。




「警察は大丈夫です。ありがとうございます。」




暗い表情のまま、少女はそう口にした。
駅員は少女を心配してなにかできることがないか聞いたがなにもないらしく、少女は駅から出ていってしまった

始まり→



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そこら辺の壁(プロフ) - 初コメ失礼します!とにかく可愛くて、平和で見ていて幸せなお話ばかりで、一気に好きになりました!主様の語彙力と文才も素晴らしくて尊敬します!これからも応援しております!頑張って下さい! (12月30日 22時) (レス) @page33 id: 09395bcd27 (このIDを非表示/違反報告)
かっこんとう。(プロフ) - 太宰推しさん» わー!ありがとうございます💞わたしも立原さんと条野さんってどこかで接触してそうだよな…って思って書いたものなので同士がいてとても嬉しいです✨ (12月30日 20時) (レス) id: 0671adeb22 (このIDを非表示/違反報告)
太宰推し - か、、、可愛い、、、てえてえ…何気に立原さんと条野さんとの接触見てみたかったです、、、!之からもお体を崩さない程度に頑張ってください!! (12月30日 4時) (レス) @page33 id: bbcbdad659 (このIDを非表示/違反報告)
かっこんとう。(プロフ) - I am水さん» ありがとうございます🌷.*本誌が辛すぎて少しでも平和を摂取したいと思って作った作品がこれなので嬉しいです!非ログ勢関係なく読んでくださってることが嬉しいので更新頑張ります🙌 (8月12日 10時) (レス) id: 48a9c45d45 (このIDを非表示/違反報告)
I am水 - なんかこう…日常というか…平和な世界線というか…ええ、大好きです。非ログ勢の為、お気に入り登録…?とかはできないんですが、めっちゃ応援してます!!身体こわさない程度に頑張ってください!! (8月11日 14時) (レス) @page32 id: f9c19b65bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かっこんとう。 | 作成日時:2023年3月12日 16時

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