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上林side
僕はまた必死になって走った
もし拓也さんが言う通りなら僕は最低だ。
彼女を一人にして逃げたんだ、、
こんな僕に彼女の傍にいる資格はあるのか？
拓也さんなら僕よりずっとAの事知ってて僕なんかより傍にいる資格があるし、、
上林「っ！！僕は何を考えてるっ、、！」
すると空からﾎﾟﾂ、またﾎﾟﾂと雨が降ってきた
確か今日の天気予報は雨。。
Aがあの場所にいるのなら雨に打たれる
傘も持っていた様子もなかった
急がなきゃ。
結構遠い公園だったけど全力で走った
こんな年になってあまり走ることなんてないのに…
だからと言って野球選手だ。体力はある。
雨の降る中公園にやっとたどり着いた
上林「Aっ！どこだ！！」
ブランコを見るとやはりAの影
上林「Aっ、、」
近寄りたいのに足が踏み出せない
目の前にいるのに足に力が入らない
どうしてっ、、！
その時
『神様、私ねまだ生きたいの。』
そうAがブランコで叫んでいるのが聞こえた
上林「！！？」
『けどね、もう覚悟できたの。死ぬ覚悟。
ね、私の最後のお願い聞いてくれる？
死ぬ時ぐらいさ
誠知の事愛してるって言わせて下さい。』
！！？
目から溢れ出す大量の涙
それがもう雨なのか涙なのかも分からない
僕は走った
Aのところまで全力で走った
『！！誠知、、？』
僕に気づいたAの目は真っ赤に腫れていた
そして僕と同じように雨か涙か分からない状態になっていた
『ちょっ、いつから居たのよ、、』
目をゴシゴシ擦りながらそう言った
上林「さっき来た…」
雨が止むわけでもなく僕達を打ち続ける
上林「話あるから、あそこに入ろ？」
指さしたのは一つの遊具。円形のどこにでもあるもの。
『私も、誠知にちゃんと話すから、、』
僕は彼女と一定の距離を保って遊具に入った
この一定の距離が近くて遠く感じた
上林「寒くない、、？」
『大丈夫だよ』
上林「上着濡れてるけど、、はい。」
『ありがとう』
１回１回話が途切れてしまう
でもここで聞かなかったら後悔するって、、
そう思って大きく深呼吸をした
上林「あのさっ！」
『あのねっ！』
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さきさき(プロフ) - 坂 本 ち ひ ろさん» コメントありがとうございます！分かりました！リクエストありがとうございます！ (2017年11月29日 7時) (
レス) id: fbb2dbd643 (このIDを非表示/違反報告)
坂 本 ち ひ ろ(プロフ) - こんばんは 、コメント失礼します いつも拝見させて頂いて おります 。 阪神の新井良太選手 と 広島の新井貴浩選手 お願いしたいです！！ pinkで お願いします！！ (2017年11月28日 23時) (レス) id: bcef72dd34 (このIDを非表示/違反報告)
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