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中村side


巨しか興味のない彼女に告白をした


答えなんて聞かずにでも分かっていた


彼女は巨がずっと好きで、巨で頭がいっぱい。


けど、これ以上自分が苦しくなるのが怖かった


もう苦しくなりたくなかった


案の定、Aちゃんは目を丸くして驚いていた


ごめんね、こんなわがままな僕で。


でも、好きだったんだ


中村「ごめん!」


やっぱり、返事も分かっているのに怖い


分かっているから余計に怖いの?


今すぐこの場から立ち去りたかった


『なんで、、なんで謝るんですか…』


中村「えっ、、」


『私、何もまだ返事してないのに…


逃げないでくださいよ…晃さん…』


そっと彼女は僕の服の裾を掴む


そんな思わせぶり…反則っての…


未練しか残らなくなるじゃん…


『私、ずっと巨さんが好きでした…』





なんで過去形、、?


『巨さんは優しくて、私の事理解してくれてる
なんて勝手に思い込んでて、、いつの間にか生まれて初めての好きだって感情が生まれた…』


なんで…そんなに苦しそうにいんだよ…


『でも、それは…違うくて…

私には、ちゃんと大切に思える人が別に居て…

本当はその人のことが好きで…』


中村「…」


『―――言いたいことは…

晃さん、、私、晃さんが好きです』


いつも真剣な表情の彼女が顔を赤く染めて見つめてくる


え、これは夢じゃないよね?



中村「それ、、ほんと…、、!?」


Aちゃんはコクリと頷いた


いつも表情はポーカーフェイスとか言われるけど、、今は絶対に違う


全ての熱が顔にいっている


でも、ここで、終わっちゃダメなんだ…


中村「…Aちゃん、、


僕と付き合ってください。」


ちゃんと言えているだろうか。


噛まずに言えた自信はあるけど、、


『晃さん、、よろしくお願いします!』


初々しく笑う彼女に照れてしまう


泣いてる顔も笑ってる顔も全部好きで、、


改めて実感するよ、、







やっぱり…Aちゃんの事好きだな…。

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さきさき(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます!更新遅れてますが頑張って更新していきます! (2018年4月15日 18時) (レス) id: fbb2dbd643 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新楽しみにまってます! (2018年4月14日 14時) (レス) id: 325387a230 (このIDを非表示/違反報告)
さきさき(プロフ) - 花梨さん» コメントありがとうございます!!素敵な作品だなんて嬉しいです!これからも更新さしてもらいますのでよろしくお願いします! (2018年1月19日 20時) (レス) id: fbb2dbd643 (このIDを非表示/違反報告)
花梨 - 初めまして!楽しく拝見しております。どういう展開なのかハラハラドキドキです。これからも楽しみにしております。無理なさらないで下さいね。素敵な作品ありがとうございます。 (2018年1月19日 0時) (レス) id: 955e39535b (このIDを非表示/違反報告)
さきさき(プロフ) - あいかさん» ありがとうございましす!遅くなってすいません(><) (2018年1月1日 17時) (レス) id: fbb2dbd643 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さきさき | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2017年9月17日 11時

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