兄もアレなら妹もアレ3【白鳥沢】

107 アレって言うな ページ10

いや、ちょっと待てよ、、




「なんでこんなに人が多いの！！？」






体育館に戻ると上の観客席にはたくさんの人が座っていた





いやいやなんでこんなに多いの！？



まさか私を見に来たの！？



「ヘイヘイヘイ！」







「Aー、勘違いしてるよ


ほら、うちわ見てみな？なんて書いてある？」





えっと、、





「…宮侑、宮治、角名…」





は！！？まさか全員稲荷崎の応援！？

ってかファンかよ！





でも白鳥沢の子達もいる



そしてうちわには、若利、天童、瀬見……


友達もいるけどだいぶ張り切ってるなー！




「ね、Aさん」




「うわ！角名くん！？」




「角名でいいよ。先輩なんだし。」





あ、そりゃどうも笑





「じゃー！俺、侑って呼んでやー！


あ、あと、治も治でええよ！」




「！？、びっくりした！侑ね！侑！治は治ね」







なんか賑やかなのに囲まれちゃったなー笑





「侑くーん♡♡」
「みやあつー！♡♡」



うわ、上からの黄色い歓声やばい笑






「うるさいやっちゃな。今話してるってのに」







うわ、ブラックだ。賢二郎の言っていた通り！







「落ち着け侑。Aさんが引いてる」




え、





「角名って私の心読めるの！？」




「なっ！！引いとったんか！？」






あ、言っちゃった笑






「いや顔に出てたし！」





なんか天童に似てるなー！





「うちのMBに似てる笑

同じMBだから気が合うかもね！」






「それってゲスのヒト？」





「そそ！天童って言うの！

馬鹿みたいだけど頭のキレるやつなんだよ！」




馬鹿そうだけど！！！





「ふーん。Aさんさ、

そいつ倒したら俺の事褒めてくれる？」








褒めるって私が角名を？？







「褒められすぎてる角名を


喜ばせる褒め方は出来ないかもだけど








全力で褒めてあげるね！」









天童「Aが褒めてくれたーー！」


白布「たまたまですよ」


天童「賢二郎冷たっー！」


白布「ま、負けないように頑張ってください

あのチベットスナギツネが褒められるよりも




まだ天童さんの方がマシです。」

108 アレって言うな→←106 アレって言うな

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す