兄もアレなら妹もアレ3【白鳥沢】

106 アレって言うな ページ9

食事のあとは少し休憩がある



そこでみんな一息をついている





「よっし、私は片付けをっと。」



みんな使ったテーブルを吹き食器を片付ける



両手に食器を持ち返却口まで持っていく

あ。やば！スプーンが落ちる！！




それを拾おうとして体制を崩してしまった



「うぎゃっー！」



このままだと食器がやばい！！






「お、大丈夫か？？」




「！！瀬見ー！！」




私の体を支えてくれたのは瀬見だった






「持つ量多すぎでしょ笑ほら、貸して。」





片手に持っていた食器を瀬見に取られた






「いや瀬見は休憩中でしょ！」


「いいっていいって笑まず俺らのだし」




いや、それはあってるよ。うん。その通り。






「じゃーお願いします笑」




「そそ！素直にしてた方が可愛いぞ笑」





そりゃどーも笑




「なんか腹立つ！」




瀬見にグーパンをお見舞してあげた







「いってねぇーな笑


……あのよA、


稲荷崎の主将みたいなのがタイプなのか？」






え！？北さん？？







「いや顔整いすぎててかっこいいよね！」






「ｸﾞｻｯってくるわーそれ」






「対応大人だし、完璧人間って感じ！」








「つ、つまりそれは好き？なのか？？」









「なにそれ笑好きって言って欲しいのー？笑」






「いや！言って欲しくない！」







顔真っ赤にして言うこと？？笑






「瀬見くんよー、


好きとカッコイイは違うって知ってた？笑」







食器を返却口において瀬見の頬を引っ張った








「ま、北さんと今から仲良くなれば分からないけどね！」






「なっ！！」







「ほら！早く戻れー！



練習試合2試合目始まるぞ！今度も勝ちなよ！」







「わかってるって！！」






ならよし！行け！！





瀬見は走ってみんなのとこに行き始めた





だけど振り向いた









「A！！俺のこと好きーーー？」









「大好きに決まってんじゃん！！早く行け！」







いつもならは？？って返すけど

ちゃんと答えた








「ならよかった！」





瀬見は満面の笑みを浮かべて行ってしまった

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