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145 アレって言うな ページ48

えっと、つまり…


「若利は私の事嫌いじゃないってこと?」





「?あぁ。」




え、私嫌われてない!?





「良かったァァァー!!!」




一気に体の力が抜けた





「若利に嫌われたかと思って悲しかったのぉ」





大きなため息をつき若利の顔を見た



「たぶん、

Aが思っている好きと俺の好きは違う。」





へ??





「Aは勉強以外はほんとだめだな」



頭に手を置かれた


いつもならどういうこと!?って言うけど、

優しい若利の顔に戻ってたからいいか笑





「なんだ?俺の顔になにか…」




「ううん、いつも通りだよ!ほら!帰ろ!」






若利の手を握って寮まで走った。


ま、すぐに逆になったのは言うまでもない。









「今日烏野に行ってきたんだけどね、

若利のタイプって谷地さんみたいな子なんだ」





「谷地?誰なんだ?」




え?谷地さんは谷地さんだよー!




「工が言ってたよ?

若利が谷地さんを見て笑ってたって!」




若利ってホント考えてるって顔するよね





「烏野…あぁ、女マネか。」




そそそ!!





「笑ったつもりはないが…

その時ハヤシライスを持っていてな。」






多分、それで頬が緩んでしまったと思う

なんて真顔で言うからホントに可愛い。






「来月まで待ったらハヤシライスだよ!」




確か寮のメニューに書いてあった!





「確認済みだ。毎回白布が教えてくれる」





いや、賢二郎。あなた若利のなに?笑






「じゃーさ!若利のタイプってどんなの!?」







「…バカだな。」





「え!その口調好きな人いるでしょ!」





「中に入るぞ。」





寮の中に答えを聞けずまま押し込められた









その頃…

若利とAの帰りが遅いので
寮の前で待ってたバレー部たち。



だが、手を繋いで帰ってきた為隠れた。





「ってか、Aの鈍感には驚くねぇ」



「ほんとですね。瀬見さん動かないで下さい」



隠れるのに一生懸命重なり合ったバレー部達。




「てめぇー!先輩を下敷きにするとは!」


「俺もみてぇー!」



「隼人、落ち着こうか笑」

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ゆか - 及川推しなので、妹設定が気になり白鳥沢初めて読みました。めちゃ面白かったです!続きはやく読みたいです! (2019年7月8日 14時) (レス) id: e9f7dbe0dd (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - とても面白いです!頑張って下さい!+通知が来たら飛んでいきます!!← (2019年5月17日 15時) (レス) id: 0aafecf7b5 (このIDを非表示/違反報告)
えいら - 更新ほんっとに、楽しみにしています!こんなに素晴らしい作品を作れるさきさきさんが大好きです!                  (2019年4月13日 21時) (レス) id: b643c5bfb9 (このIDを非表示/違反報告)
- とても面白いです!続きが気になるので更新頑張ってください! (2019年4月6日 23時) (レス) id: 52b2f1d4d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さきさき | 作成日時:2019年3月28日 19時

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