兄もアレなら妹もアレ3【白鳥沢】

130 アレって言うな ページ33

ＮＯside





木兎A。
彼女は自分が意外にもモテている事を知らない

※モテたい気持ちが強すぎて気づかないのだ。








「Aちゃんが人魚姫とか可愛すぎー」


「俺が王子様の役を引き受けてぇー」







などの声が所々から聞こえる






そして、当の本人は…

マネの仕事をしながらでも




「人魚姫したら私、モテるんじゃない？


主役だし、姫様よ？モテる要素しかないわー」





この有様である。



ＮＯside終わり。





・









・









・






「モテなくていいだろ」




なんで！？若利！

それはどういう事かわかってるの！？



孤独死を意味するんだよ！！



「嫌だよー孤独死したくないよぉ」




「しないだろ。」





わかんないじゃん…！孤独死かもしれないのよ！



「若利だって、

マネが学校の高嶺の花だと嬉しくない？」




「嬉しくない…。」





「えっ！！！？なんで！？」





「なんででもだ…。」





あ、まさか〜若利くーん、




「高嶺の花になったら

私が遠くなっちゃうなんて考えてるのぉー？」





「…。」




あれ？

黙っちゃう？




「Aが遠くに行くのは嫌だ」







ズキューン！今のズキューンだよ！？




「いかない！いかないから！！」






ヨシヨシ！頭を撫でて上げると照れる若利


なんて可愛いんだ、、





「あ！若利くんだけずるぃい！」



げっ！天童！！




「仲間はずれはダメって習ったじゃん！」



あんたねーそういう時だけ正論かよ！






「わかったわかった！ほら、頭出しな！」







「「はいっ！」」




あ、工に賢二郎



「どけ、五色」

「いくら白布さんでもそれは出来ません！」




なにやってんだろ笑





「ほら、どっちもヨシヨシ」



頭をわしゃわしゃしてあげた





「…ありがとうございます！//」

「あざっす！！//」




可愛いなぁ笑




「ほら、太一もおいで笑」




なんなら皆してあげるよ！



太一は犬みたいに来て喜んでいた。









モブ男「羨ましいぃい！男バレ！」

モブ助「Aが可愛すぎる…！」


「「男バレに入りたいっ！！」」

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