兄もアレなら妹もアレ3【白鳥沢】

129 アレって言うな ページ32

んー、ここはこうで…




「王子様！しっかりして！王子様！」




と王様である賢二郎の肩を揺らす




「幸せです…！」



ちょちょちょ！


「王子様はそんな事言いません！」




無言で目をつぶるんだよ！




「すいませんっ！」



許してあげよう！





ではまた続きから！





「なんのお話でなんの役？」




「あ、隼人！え？聞きたい！？」



それはねぇー！

皆さんもご存知、切ないラストを飾る、




「人魚姫ですー！」





「あぁー。んで主役なのか？」






「そうなんです！私は人魚姫！！」




生徒会長も私を主役にするなんてお目が高い♡






「それいつあるんだ？」





「えっとね、来週？

部活休みの日あるじゃん？その日！学校で！」





どうやら白鳥沢が主催らしい






「Aさんの演技楽しみです！」



うむうむ！工よ！君は可愛いなぁー！





「工は王子様役して！！」




「いいんですか！？」




もちのろんろんよ！





「は？ダメに決まってるでしょAさん。」



あら、太一




「五色じゃなくて俺がしますよ」



太一かぁ、、



「でも本番は工みたいな人だから！」









「「え？」」




「男…ですよね？」



「Aさんそいつの肩を揺するんですか？」





何故か質問攻め




「ま、劇だし！応援しててねー！」

130 アレって言うな→←128 アレって言うな

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す