123 アレって言うな ページ26
天童side
Aが○○の名前を出した時焦った
そして理解出来た。あの腫れていた頬の理由。
確信があった訳じゃない。
けどそんな気がした
1週間前、俺はあの子に告白された
告白なんてバレー部ならみんな慣れている
俺だってその1人のはず
だから、いつも通りに断った
断ったつもりだった。
「俺好きな人いるんだよねぇ〜」
「木兎Aさんですよね？
付き合ってるいるんですか？」
「違うよぉーそんなんじゃないよ〜」
「じゃーなんですか？」
「俺の片思いーかな？」
「じゃー木兎Aさんがいるから
付き合ってくれないんですか？」
その解釈は一応間違ってなかった
「そういうことになるね！ごめんよ」
「お願いがあります。家まで送ってください」
え？
「まだ時間ありますよね」
「まーそうだけど…」
若利くんと帰るのを断ってその子を送った
「くっそ！！」
顔を水で濡らす
はぁー、もし腫れた理由がそうなら
もうAに合わす顔無いよ俺…
巻き込んだのは確実に俺なわけだから。
チャイムが聞こえて我に戻った
「やべぇ！サボっちゃった！」
急いで教室に戻ろうとした瞬間寒気がした
なんでいるわけ？
そこになAの腕をもっている○○の姿
「何してるの？」
「会いたかったです〜」
わざとらしく抱きついてくる
「なんのつもり？」
「先輩？Aさん守りたいですよね？」
「は？」
「じゃ、私と付き合ってくれませんか？」
「だから、断ったはず…」
「頬腫れてたの私がやりました」
！！？
「今日はパーではなくグーでします
先輩に私が止めれますか？貴方が言った。
木兎Aがいるから付き合えないと。」
それに俺は何も言えなかった
「もう一度聞きますね？
先輩？私と付き合ってくれますか？」
そして頷き彼女にキスをした
本当は今すぐ謝りたい
Aの頬に触れたい。
そして、今すぐにでも…
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ゆか - 及川推しなので、妹設定が気になり白鳥沢初めて読みました。めちゃ面白かったです！続きはやく読みたいです！ (2019年7月8日 14時) (
レス) id: e9f7dbe0dd (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - とても面白いです！頑張って下さい！+通知が来たら飛んでいきます！！← (2019年5月17日 15時) (レス) id: 0aafecf7b5 (このIDを非表示/違反報告)
えいら - 更新ほんっとに､楽しみにしています！こんなに素晴らしい作品を作れるさきさきさんが大好きです! (2019年4月13日 21時) (レス) id: b643c5bfb9 (このIDを非表示/違反報告)
雫 - とても面白いです！続きが気になるので更新頑張ってください！ (2019年4月6日 23時) (レス) id: 52b2f1d4d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきさき | 作成日時：2019年3月28日 19時
