兄もアレなら妹もアレ3【白鳥沢】

100 アレって言うな ページ3

寮でテレビをくつろいで見ていた



と言っても見てるのはバレーのビデオ。

稲荷崎、井闥山、狢坂、梟谷







「へぇーなんでまた見てんの？」



お風呂上がりの瀬見が話しかけてきた






「今後の勉強としてかな？笑」




「うわ！Aが勉強とか言ってるぞ！」





おいこら！失礼な！






そんな瀬見を蹴り飛ばしてビデオを見た








「すごいわぁー宮侑」


いつ見ても正確なトスやん笑


もう1回見よ！









「そいつそんなに気になりますか？」





あ、賢二郎！






「お風呂上がりー？」



「はい。」





清潔感漂いすぎ笑







「宮侑のトス賢二郎から見てもすごい？？」





座っているソファーを少し開けてﾄﾝﾄﾝってした






「……！？失礼します…。」






いい匂いだなぁ！！サラサラヘアーだし！







「宮侑のトスはいつも正確でどこからでも、


エースに応えれる…すごいと思ってます。」






賢二郎が凄いって認めるなんて！！


なんか新鮮！！






「ま、かと言って尊敬してると言われたら





絶対してません。」







あれま笑なんでよ笑






「だってこいつどう見ても



イケメンの性格悪ですよ。俺には分かります」






「やばっ笑笑やめてー！！笑わせないで笑」






賢二郎の顔がガチだったのに笑いが止まらない







「賢二郎も負けてないよ！！


宮侑に顔もトスも性格の悪さも！！笑笑」







賢二郎の前髪をわしゃわしゃした







「っ…あいつより性格いいですよ」








「いやどっちかと言うと似てるでしょ笑笑」









川西「うわ、あの嬉しそうな表情なによー」


五色「妬いてるんですか？？」


川西「は！？」


天童「認めなよォ〜に妬いてるって」

101 アレって言うな→←99 アレって言うな

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す