兄もアレなら妹もアレ3【白鳥沢】

111 アレって言うな ページ14

真ん中に花火と一緒に着いている蝋燭を立てた




「はいー！ルールは簡単！

線香花火の玉を最後まで落とさなかったら



勝ちです！！」






そして渡されたのは細いこよりみたいなやつ




鼻でも入れるわけ？？







「そのヒラヒラを持つんよ」




あ、治




「んで、ここに火をつける」



うわ、治のまつ毛なが。顔整いすぎ。






「なん？俺にみとれたん？」




悪戯みたいに笑う治







「そうかも笑」




「っ！！//からかい上手さんやな...」






からかってないんだけど笑



ホントのことなのになぁー






「負けないからね！治！！！」







治のセットされた髪をボサボサにした





「こっちも負けんで。あんた掛かってるんや」









その言葉を遮るように斉藤コーチが入ってきた








「ほら！木兎！するぞ！」





手を引っ張られて皆の所に引っ張っていかれた







「あら、なんでまた怖い顔してんの笑」








賢二郎を筆頭に怖い顔をしたメンツがポツポツ








「Aさん、これは戦です。勝ちますから」








う、うん笑笑









「皆で頑張るに決まってんじゃん！勝つよ！」







そして皆で蝋燭を囲んだ









「よーい、はじめ！！！」






皆で線香花火に火をつけた








ﾁﾘﾁﾘ





音を立てて火花を少し飛ばす






「うわぁ」




なんて綺麗なんだろ！！





「見てみて！若利！綺麗！！」



「あぁ。綺麗だな」







若利が線香花火を見ながら笑った






玉が出来てきた








「うわぁ！！！！」




1人の叫び声



「白鳥沢、瀬見脱落！」




瀬見笑笑




「うわぁ」

「うわぁあ！！あかん！！」




「おっと！ここで稲荷崎、

尾白アラン、銀島結2人脱落！」



玉が落ちたみたいだ


その後次々と落ちていく。




アランくんって人面白い！







「A！手震えてる！」





天童の声で我に戻る

笑ってたから手がプルプルしている






「落ち着け私！！！」







「なんやーAさんもうダメなんやない？



ってー！！！落ちたーー！！」







人の事馬鹿にするからだわ！！







「脱落者もう1名、宮侑！」






「ざまぁーみろ、Aはあげないからねー」








あ、天童。








「お疲れ様でした。天童」







「ん？うんぎゃぁあー！！」






天童も、落ちてしまっていた








残りは

白鳥沢

牛島、白布、木兎、大平



稲荷崎

宮治、角名、北

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