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鈴木side


卓さんと一緒に病室から出て待合室に行った


一応、俺も卓さんも有名ってこともあって周りが少し騒がしかった



中島「……はぁ、、また俺、A傷つけちゃった…」


えっ?

鈴木「またって…?」


中島「俺ね…月姫ちゃんと付き合ってるんだ…」


!?


月姫ちゃん!?


卓さんが月姫ちゃんと、、?



中島「誠也、ごめんなぁ…やっぱり何もないわ…w」


苦笑いでこっちに笑いかける卓さん


そんなの…余計に気になるじゃないですか…


鈴木「言ってください…卓さん。俺、大丈夫ですから。」


中島「!?…誠也…あのなぁ…俺、Aがずっと前から好きなんだよ…」


大体そんなことは分かっていた。

鈴木「はい。」

中島「この前のご飯食べに行った時のこと覚えとる?あの時、Aをあんな状態にしたのは月姫ちゃんだった…」



!?


中島「ホントはその事実を俺は知ってたんだ…Aがホントはあんな人を傷つけたりしないことを…だからあの後、月姫ちゃんに問い詰めた…」


鈴木「…ちょっと待ってください!じゃ、じゃ、あの痣は…?」


中島「問い詰めたら言いよった…化粧品で作った偽装の痣って。」



そのことを聞いたとたん背中がゾクリとした


中島「そして問い詰めたはずの俺は逆に月姫ちゃんの駒へと…。」



鈴木「脅されたんですか…Aさんのことで…」


卓さんは黙り込んでしまった


なんで…

なんで…


1人でこんなに背負い込んでいた、、?



絶対にAさんに嫌われるって分かってて…


それを知らないAさんは卓さんを心の底から嫌いになってて…


すると


ポタッ


中島「っ……もう、、俺はAの近くには入れないんだな……」

……



気付けば俺はAさんの病室まで走っていた



卓さんの思いを…辛さを…



卓さんがどれだけAを助けようとしたかも



全ての真実を伝えたかった…


鈴木「ふぅ…」


Aさんの病室の扉を開けようとした時




遥輝「俺を心配させた分ちゃんとお代は頂きましたからw」


病室から声が聞こえた



遥輝さんっ……?

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雛@パソコン垢(プロフ) - ああああ!最後が!最後が!沢山の笑える所、泣ける所、考えさせられる所…、さきさきさんの書くお話、やっぱり大好きです!連載お疲れ様でした! (2017年12月24日 22時) (レス) id: 4789514afa (このIDを非表示/違反報告)
さきさき(プロフ) - 眞莉恵さん» そう言われてもらえて嬉しいですw少しおふざけ気味で書いたので気に入ってもらえるか心配でした( ; _ ; ) (2017年10月31日 6時) (レス) id: fbb2dbd643 (このIDを非表示/違反報告)
眞莉恵(プロフ) - ブルゾン卓也面白すぎておなか痛い(笑) (2017年10月31日 0時) (レス) id: d127f51fe8 (このIDを非表示/違反報告)
さきさき(プロフ) - あみさん» コメント、ご意見ありがとうございます!中島選手ですね!ありがとうございます!ラメちゃんを懲らしめたいんですねw了解しました! (2017年10月30日 6時) (レス) id: fbb2dbd643 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - いつも楽しく読ませてもらってます!わたしは中島卓也選手がいいです。らめちゃんを一番こらしめたいです笑笑 (2017年10月30日 0時) (レス) id: b1dd8de2d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さきさき | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2017年9月10日 11時

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