61 ページ11
Aside
なんで卓也がここにいるの……
中島「A…大丈b」
『帰って…帰って…卓也の顔を今一番見たくなかった…。帰って！』
病室が静まり返る
誠也さんが、個室の部屋をたぶん用意してくれたんだろ…人は私と誠也さんと、卓也、遥輝さんだけ。
中島「………。」
鈴木「ちょっ！落ち着いて！！Aさんっ」
誠也さんが私を止める
遥輝「………俺、少しAちゃんと話したいから卓さんも、誠也もちょっとごめん。」
……遥輝さんっ…？
鈴木「でもっ！」
中島「…うん。分かった、、行こう誠也。」
卓也……
ううん…私は悪くない…悪くないから…悪くない
悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない
……
すると
ﾎﾟﾝｯ
肩に手が置かれた。それもビックリするほど暖かい手。
遥輝「なんか卓さんと会ったの？俺でよかったら聞くよ？」
そんな優しい言葉に私は固まってしまった
遥輝「ん？、どうした？話したくないなら大丈夫だからねっ？」
……
『…遥輝さんっ、、私…私っ…』
涙がポロポロとシーツに落ちてゆく
私は心が狭い女なんだ…だから…これも罰だよね…
あの時死ねれば卓也には会わずにすんだの…？
こんなに優しくされなくてすんだの…？
ポロポロ
ポロポロ
すると
ｷﾞｭｯ
……？
私を暖かい何かが包み込んだ。
それに気づくまでそう時間はかからなかった…
『…遥輝さんっ…、、？』
遥輝「……………もう泣かんで…。そんなAさんのくらい顔なんて俺は見たくないよ…」
私を包んでいたのは遥輝さんだった。
遥輝「何があったかは知らないけど、、そんな顔はAさんに似合わんよ…？ほらっこっち向いて笑ってよ。」
そう言って私の顔を優しく両手で上げさせた
『遥輝…さん…』
遥輝「笑わないとキスしますよ？w」
そんな冗談に思わず吹いてしまう
『ﾌｯ…あははw』
その瞬間
ﾁｭｯ
…えっ？
遥輝「俺を心配させた分ちゃんとお代は頂きましたからw」
一瞬引っ付いた2人の唇。
唇が熱くて堪らない…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 171人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「プロ野球」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雛@パソコン垢(プロフ) - ああああ！最後が！最後が！沢山の笑える所、泣ける所、考えさせられる所…、さきさきさんの書くお話、やっぱり大好きです！連載お疲れ様でした！ (2017年12月24日 22時) (
レス) id: 4789514afa (このIDを非表示/違反報告)
さきさき(プロフ) - 眞莉恵さん» そう言われてもらえて嬉しいですw少しおふざけ気味で書いたので気に入ってもらえるか心配でした( ; ＿ ; ) (2017年10月31日 6時) (レス) id: fbb2dbd643 (このIDを非表示/違反報告)
眞莉恵(プロフ) - ブルゾン卓也面白すぎておなか痛い（笑） (2017年10月31日 0時) (レス) id: d127f51fe8 (このIDを非表示/違反報告)
さきさき(プロフ) - あみさん» コメント、ご意見ありがとうございます！中島選手ですね！ありがとうございます！ラメちゃんを懲らしめたいんですねw了解しました！ (2017年10月30日 6時) (レス) id: fbb2dbd643 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - いつも楽しく読ませてもらってます！わたしは中島卓也選手がいいです。らめちゃんを一番こらしめたいです笑笑 (2017年10月30日 0時) (レス) id: b1dd8de2d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
