〜日常〜 ページ2
あれは寒い冬の日だった。
貴方が俺に 好き だなんて言うから、
俺は貴方にこだわってしまった。
「何があっても一緒ですよ。五条先生。」
「いや勿論だけどね ?こういう時は先生呼び辞めようか恵」
「五条。」
「うんなんで?」
なんて、内容のない事で笑いあっていた日々。
当たり前と化していたこの日常。
五条先生との出会いは何年も前____。
会った時から彼は運命の人だと深く心に刻んでいた。
*
「何があっても一緒って言ったじゃないですか。」
”恵はまだ来ないでね”
と遺言を残した彼に。
「いっつもそうでしたね、あんたは。約束事何にも守らねぇし。でも俺は、そんなあんたが大好きでした。」
いつも授業に遅刻してくる彼。
生徒が死にかけてる時に呑気にお土産買ってくる彼。
何事にも適当だし、性格も決して良いとは言いづらい。
だけど、俺はそんな貴方が大好きだった。
___
俺は、ついさっきの出来事を思い出す。
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辛味噌らぁめん(プロフ) - 一ページ目から涙腺崩壊しました..めっちゃ好きです!! (2021年5月5日 14時) (レス) id: b998454b66 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - めっちゃ良い!続きが楽しみです!応援してます! (2021年3月18日 16時) (レス) id: 2b5130fb76 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん - 続き待ってます!死ネタとか病気ネタ好きなので嬉しいです (2021年3月7日 20時) (レス) id: 0c4c753c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルル、 | 作成日時:2021年2月10日 19時