【コンパス】私だけのヒーロー:第2部

ヒーローと夏祭りに行ってみた2 ページ6

零夜
｢今日の君はいつもより華やかだね､綺麗だよ｡…あ､僕お腹空いたなぁ…君､ここに並んでるお店でおすすめの食べ物はあるかい?まずは腹を満たして､遊ぶのはそれからかな…｣
浴衣姿の貴女を見つけて話すと不意に彼の腹の虫が鳴く声が聞こえ貴女は彼の興味が向いた屋台の食べ物を買って一緒に食べ歩きを楽しみます
ある程度お腹が満たされた貴女達は遊ぶ事が出来る屋台を探して歩く中で彼は一つの催しに目が留まったようです
｢ねぇ､あのお化け屋敷っていうのはをやっているんだい?……なるほど面白そうだね､入ってみようか…怖いから無理?大丈夫､僕は君から離れたりしないよ?｣
顔を青くして彼を止める貴女を他所に彼は貴女の手を引きお化け屋敷へとどんどん足を進ませます

糸廻輪廻
｢お嬢の浴衣姿､とても良くお似合いですねぇ♪何とも愛らしい‼︎悪い虫が付かないか心配な位ですよ｡……まぁ､そういう輩は全て私が始末するので何も問題はありませんがね…｣
可愛らしくめかし込んだ貴女の浴衣姿を幸せそうに目に焼き付けて貴女を褒めると同時に貴女の周りにナンパやスリ等が近付かないように充分に目を光らせます
彼は貴女が人混みの中で歩き疲れないよう休憩も取りつつ貴女の行きたい屋台を見て周り貴女と一緒に夏祭りを楽しみます
｢私の行きたい所ですか?私はお嬢の傍に居られる事が幸せなので貴女が楽しんでくれたならそれで良いんですよ｡…私を気遣って下さるとはお優しいんですねぇ｡何かお礼をしなければ♪｣
自分の行きたい所ばかり優先して貰っていた為彼に寄りたい所はないか問い掛けると優しく微笑み話したと思えばすぐに普段通りの妖しい笑みを向けます

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