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状況が理解できない。
レイ「荒北、なんで私の髪の毛で三つ編みしてるの?」
荒北「後でいくらでもいじって良かったんじゃないのォ?…こっち向くなヨ。」
荒北は練習が終わった瞬間、ベンチにレイを座らせた。そして彼女の髪の毛を触りだした。
それからずっと、荒北は真剣にレイの髪の毛をねじねじする。
荒北「おめーがさっき言ってじゃねェか。」
レイ「それは尽八に言ったんだよ。」
荒北「東堂は良くってオレは駄目なのかァ?」
荒北は悪戯っ子みたいにニヤッと笑う。
またレイが後ろを向こうとしたので「ホラ、前向け」と小さい子に言い聞かせるように優しく声をかける。
レイ「駄目じゃないけど…。なんか、恥ずかしい。」
荒北「……。」
レイ「荒北?手ぇ止まってる。……どしたの?」
荒北の顔が真っ赤に染まる、丸で林檎のように。そんな荒北を見て、レイまで頬を赤くする。
2人して顔を赤くして、初々しい新婚夫婦みたいに。
レイ「な、何で顔赤くしてんの!」
声を裏っ返してレイは恥ずかしそうに叫んだ。
荒北も同様、声が裏返っていた。
荒北「いや、てめーだって顔赤いっつーのォ!!」
レイ「それは、……」
恥ずかしくなって荒北から目をそらす。
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もち米太郎(プロフ) - しおらんさん» コメントありがとうございます!!東堂めっちゃ好きで勢いで作っちゃいました笑行き当たりばったりの思いつきの話なので本当文才ないですけど今後も頑張りますんで今後もよろしくお願いします! (2018年9月11日 6時) (レス) id: 498205eb8a (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く面白いです!荒北も好きだけど東堂かっこいいです!早くくっついてほしい!これからハラハラしそうな予感ですが続き楽しみです!頑張って下さい! (2018年9月10日 13時) (レス) id: 097333551a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もち米 | 作成日時:2018年8月13日 18時