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レイ「夕日、…夕日のせいだよ。」
レイの視線の先には夕日で赤く綺麗に染まる空。彼女はただ夕日を見ているだけだった。
そんな彼女を、荒北は愛おしそうに見つめていた。
荒北「夕日、綺麗だネ。」
荒北は、夕日のことなんて見向きもせず、目の前に座っている彼女のことずっと見ている。
色素の薄いレイの髪が、微かに夕日色に染まりとても綺麗だった。
レイ「そうだね、綺麗…
荒北、終わった？……荒北？」
荒北の反応がなかったので、レイはゆっくりと首だけ彼の方向へと向ける。
哀しそうな、切なそうな顔で、荒北はレイを見つめ、彼女のサラサラの髪から頬を流れるようにそっと触れる。
レイは「近い」、そう言ったら荒北が離れてしまいそうになったので口を閉じた。
別に荒北が嫌だから、何てことは一欠片も思っていない。
むしろレイは荒北のことは好きだ。勿論、部活の仲間として。友達として。
荒北「レイチャン、…好きだヨ。」
友達としてじゃなく、部活の仲間としてでもなく、1人の“女の子”として。恋愛対象、と言うやつだ。
荒北にとってのレイは、そう言う存在。
レイ「知ってる…私も好きだよ。荒北のこと。」
荒北「そーゆーんじゃねェって……」
レイ「そーゆーってどういう？」
荒北「それは…」
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もち米太郎(プロフ) - しおらんさん» コメントありがとうございます！！東堂めっちゃ好きで勢いで作っちゃいました笑行き当たりばったりの思いつきの話なので本当文才ないですけど今後も頑張りますんで今後もよろしくお願いします！ (2018年9月11日 6時) (
レス) id: 498205eb8a (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く面白いです！荒北も好きだけど東堂かっこいいです！早くくっついてほしい！これからハラハラしそうな予感ですが続き楽しみです！頑張って下さい！ (2018年9月10日 13時) (レス) id: 097333551a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち米 | 作成日時：2018年8月13日 18時
