15話 ページ22
ジンペイ「…そうだ…そうだった……!
思い出した……全部思い出したぞ!」
「「「「っ!!!」」」」
ジンペイ君の声を引き金に皆も息を呑む
コマ「そうだ…思い出した……」
フブキ「こんなにも大切なことを忘れていたなんて…!」
私のラップが引き金になり、みんなの記憶が戻ったようだ
ジンペイ「あれ…?でも、なんで会長生きてたんだ?!」
メラ「確かに…!;」
リュウスケ「あの時エルゼメキアによって、完全に消されてしまった筈では…?」
フブキ「それに、Aもあの時に捕まったんじゃ…」
『私のことは後で教えるから……
ラント君、先に君のことから話して』
私はラント君の方に視線を向けて話しかけると、彼はコクンと頷いた
ラント「あぁ…それは」
____
[美術室]
NOside(ラントの回想)
ラント《君は誰だ?》
美術室に呼び出されたラント
目の前にはいつもと雰囲気が違うナユが立っていた
ラント《今までの来星ナユではなさそうだな……なぜ私を呼び出した?》
ナユ《あなたは、この戦いの鍵になる存在……
それ故、あなたは限りなく危険な状態にある
だから私は、あなたを守ろうと思います》
ラント《なに?》
ナユ《私は、あなたが敵視する宇宙人とは、また違う勢力の宇宙人…
私の星も、彼らに滅ぼされてしまいました…》
ラント《そんな話を私が信用するとでも?》
ナユ《あなたは、このままだと数日後に死にます》
ラント《デタラメを言うな!!》
唐突の余命宣告をされ、ラントはナユに向かって怒鳴った
ナユ《私には少しだけ、未来を見る力があります。信じてください》
ラント《………》
すると、ガラッっという扉の開く音に、ラントはそちらに視線を向ける
ラント《…っ!!》
何と驚くことにそこには、紛れもない自分自身____"霧隠ラント”が立っていた
ラント《…なんだ…?!》
ナユ《私は、あなたの影武者を用意しました
エルゼメキアの使ったアンドロイドと、同じテクノロジーによるものです
あなたの脳波で操り、変身ですらも再現可能です》
そして、ナユはアンドロイドの簡単な説明をラントに行った…
[回想終了]
____
『なるほど…あの時やられたのは、アンドロイドの方のラント君だった訳だったんだね』
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ルリ - 良かったです!ぜひ短編集…作りませんか…? (2022年5月23日 3時) (レス) id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
ミコミコ - y学園大好きの我から言わせていただくと、神作です! これからも頑張ってください! (2021年12月8日 17時) (レス) @page46 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年11月23日 3時