14話 ページ21
メラ「なに言ってるのか分かんねえけど…」
フブキ「胸が苦しい……!」
ノズチカ「これは一体……」
リュウスケ「なにかが…」
チアキ「頭の中に引っかかってる……」
コマ「ここまで出かかってるんだけどぉ〜!;」
マタロウ「思い出せないぃ〜!;」
やっぱり、みんなは思い出すことができていない
ナユ「…もう一押しかしら…」
ラント「くっ…仕方あるまい…!;」
ラント君はそう言うと、目を閉じ、両腕を思いきり真横に広げた
そして、どこからともなくあの軽快な音楽が流れ…
ラント「ヤバいくらいに♪死ぬかもパーソン♪」
『おっ!』
ラント「実際わたくし♪生きてたパーソン♪イェイ!Come on!」
『(ラント君の名シーンのラップだぁ〜!///)』←興奮
あのクールのラント君がジンペイ君のラップをやったのだから、名シーンになるのは当たり前だよね♪←作者
これでみんなは元通り……
にはならなかった
「「「ん〜〜〜;」」」
『…え、なんで!?;』
おかしい、原作ならこれで記憶が戻るはず
では、何でみんなの記憶が戻らないのだろうか??
ジンペイ「何か……
重要で大切な"何か"が欠けている感じがするんだぁあ〜〜〜!;」
『!!!』
頭を抱えて叫んだジンペイ君の言葉を聞いて、私の頭に電撃が走り、"ある事"が閃いた
『………みんな聞いて!』
「「「?」」」
私はラジカセを何処から取り出して、地面に置く
そして、ボタンを押すと再びあの軽快な音楽が流れ、私は両腕を開き……
『"豪快"に♪敵に捕まって♪"後悔"♪』←
ジンペイ「がッ…!!」
エルゼ「えぇっ!?;」
ナユ・ラント「「なっ…!?;」」
急な私のラップにジンペイ君は衝撃を受けたようなポーズを取り、
エルゼメキアちゃんだけじゃなく、ラント君、ナユさんも目を丸くしていた
『でも"全開"に♪逃げ出したよ♪"痛快"♪
イェイ!Come on!』←←←
「「「「えぇぇぇぇぇえっ!!?;」」」」
ラント君のラップ以上に衝撃的だったのか、
私のラップにみんな驚愕しており、開いた口が塞がらなかったようだ←
ジンペイ君は膝から崩れ落ち、地面に手をつけると、目尻に溜まった涙が散っていく
ジンペイ「なんだ…!
この大切なものを奪われたような悔しい感じは…!
ハッ!!」
『やっと思い出したね……』
52人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルリ - 良かったです!ぜひ短編集…作りませんか…? (2022年5月23日 3時) (レス) id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
ミコミコ - y学園大好きの我から言わせていただくと、神作です! これからも頑張ってください! (2021年12月8日 17時) (レス) @page46 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スタースト | 作成日時:2021年11月23日 3時