3話 ページ10
ミケッティオ「チッ!なら、女!
先にお前が消えろぉぉお!!」
『ええぇぇぇぇ!!!;』
ミケッティオは、私を鋭い爪で引き裂くために右腕を上げた
ジンペイ「ッ!」
その時、ジンペイ君の顔つきが変わり、その手が紅いエネルギーを帯びる
私を守るようにミケッティオに向かって強烈なパンチを繰り出した!
ジンペイ「百烈、赤げんこつ!」
ジンペイ君の不意打ちの一撃に、ミケッティオはすぐに後ろに身を引いた
『ジンペイ君、今の……』
ジンペイ「なんだこれ…?俺、無意識に技みたいなものを……」
ミケッティオ「お前、ただの人間ではないということか…まぁいい
その程度の力ではどうにもならんぜ?」
ジンペイ「おいネコの化け物!なんで俺たちを襲ってくるんだよ!」
ジンペイ君は1番に気になっていた疑問を、ミケッティオにぶつけた
ミケッティオ「めんどくさいが、特別に説明して…ん?」
今から説明を始めようとしたミケッティオの手が勝手に動き……
ミケッティオ「お前ら 死ぬ♪
オレ様完ペキ♪イェイ!」
ジンペイ君がいつもやっていたラップの構えを取り、ノリノリでリズムを取ったミケッティオ
ミケッティオ「オレ様は、なにをやってるんだ…?」
『もしかして、無意識に…?』
ジンペイ「なんだ……分かんねぇけど、なんかササるぞ…!それ…!」
バケーラ《ジンペイ、A…!》
ゴロミ《コイツはアタイ達の…!》
ブルポン《思い出して…!君は僕らと一緒に…!》
突如、ミケッティオの体の部位から、バケーラ、ゴロミ、ブルポンの顔だけが飛び出てきたのだ!
『バケーラ、ゴロミ、ブルポン……!』
ジンペイ「なんだ!?ネコの怪物の中からまたネコが!?」
ミケッティオ「テメェら…!勝手に出てくるんじゃねぇ!!」
ミケッティオは3匹が出ている部位を殴って、無理やり引っ込ませた
ジンペイ「なんだよこれ…訳分かんねぇ……」
色々なことが起きすぎて理解できてないジンペイ君にミケッティオは声をかける
ミケッティオ「仕方ねぇ、分らせてやろう」
ジンペイ「おうっ、頼む!」
ミケッティオ「コイツらはオレが3つに分類することで生まれた妖怪、いわばオレのパーツだ!
つまりこのオレ様がコイツらの本来の姿…!
どうだ、分かったか!」
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ルリ - 良かったです!ぜひ短編集…作りませんか…? (2022年5月23日 3時) (レス) id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
ミコミコ - y学園大好きの我から言わせていただくと、神作です! これからも頑張ってください! (2021年12月8日 17時) (レス) @page46 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年11月23日 3時