4話 ページ11
ジンペイ「分からん!」←
私・ミケッティオ『「ズコォ!」』
腕を組んでズバッと言い切るジンペイ君に、ミケッティオと一緒に私もズッコケた
ミケッティオ「なんだこのアホは……」
『仕方ないよ、ジンペイ君だからね♪』←
ミケッティオ「いや、お前はそれでいいのかよ!!;」
立ち上がり、開き直るように笑った私を、ミケッティオはオイッ!とツッコんだ
ジンペイ「お前こそなんなんだよ!」
ミケッティオ「それな、それ重要!」
気を取り直して、ミケッティオはジンペイ君に向かって指差した
ミケッティオ「オレ様は最凶の猫妖怪、ミケッティオ様だ!」
ジンペイ「そんな最凶のお前が、なんで俺たちを襲ってくるんだ?」
ミケッティオ「お前らがいるとコイツらがこの世に未練を残しちまって、オレが完全復活できねぇんだ!
だから、お前らには死んでもらう!」
ミケッティオはビリビリくる声で言い張ると、その体からはとてつないオーラが溢れる
ジンペイ「サッパリ分からん!」←
1ミリも理解できていないジンペイ君に、ミケッティオは遂に我慢の限界がきたのか、額に青筋が浮かび上がっている
『やっぱり、理解しないよね…;』
ミケッティオ「お前が分かろうと分かるまいと、どうでもいいんだよぉ!!」
激怒するようにミケッティオは叫ぶと、私達に目掛けて妖力でできた弾を放った
ジンペイ「あぶなっ!;」
『セーフ!;』
私達はその攻撃をギリギリに避け、放たれた弾は後ろの校舎にぶつかり、爆発
そして、ダッシュして、すぐに逃走を再開した
ミケッティオ「逃がすかよ」
ミケッティオはすぐさま後を追いかけながら、私達にしつこいくらいに攻撃していく
____
私とジンペイ君が執拗にミケッティオに追いかけられて、かなり時間が経った気がする
逃げるために通った場所は、ミケッティオによってめちゃくちゃにされてしまった
メラ「スカしてんじゃねえぞこの野郎!」
リュウスケ「君こそ暑苦しいんだよ」
ドゴォンッ!!
メラ・リュウスケ「「っ!?」」
『そ、そんなっ?!;』
ミケッティオから逃げている最中に、校舎の一部が破壊され、その瓦礫が私とジンペイ君に降り注いできた
ジンペイ「うわあぁぁぁっ!!」
52人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「妖怪ウォッチ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルリ - 良かったです!ぜひ短編集…作りませんか…? (2022年5月23日 3時) (レス) id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
ミコミコ - y学園大好きの我から言わせていただくと、神作です! これからも頑張ってください! (2021年12月8日 17時) (レス) @page46 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スタースト | 作成日時:2021年11月23日 3時