9話 ページ35
コマ「ちょっと待って下さい!」
マタロウ・臼見沢「「?;/ウィス?」」
コマ「それ…信用できません!」
臼見沢「どうしてですか?」
コマ君は臼見沢先生を見てある真実を口にした
コマ「それは…これまで怨霊を凶暴化させていたのは…
ぜんぶ臼見沢先生の仕業だったからです!」
マタロウ「えぇぇぇぇっ!?;」
フブキ「どういうこと?コマ君」
衝撃的な真実に理解が追いつかないフブキちゃんはコマ君に尋ねる
コマ「実は僕はクウカ先輩と一緒に狂暴化する怨霊が発する妖怪周波を調べていたんだ
コマジロの協力で学園内の妖周波を発している場所を突き止めた
その場所こそなんと臼見沢先生の頭の上だったんだ!」
コマ君は臼見沢先生の頭の上をビシッと指差した
コマ「以前ナユさんと臼見沢先生の密会を調べた時は気づなかったけど、
アレはおそらく先生の頭の上に狂暴化させる力をチャージしてもらっていたんだ!
先生こそが異星人の回し者じゃないんですか!?」
『いや違うよ、コマ君』
コマ「え?Aちゃん……?;」
私にばっさりと否定されたコマ君は目を丸くする
『恐らく先生は仕方なく
"二重スパイ"をしていたんですよね?』
ウォーカー「はぁ?うな重が酸っぱい?」←
『二重スパイだよ;』
アースウォーカーのボケを私はすぐに訂正を入れる
臼見沢先生を見やると、私を関心の眼差しで見ていた
臼見沢「流石、Aさん。勘が鋭いですね
ワタクシ、異星人に"強い妖力を持った特殊な人間であること"を見抜かれてしまいました…
ワタクシは手下になったフリをしていたのですが、N星人から地球人を自滅させる為に、怨霊を凶暴化させる指示を受けたのです」
『なるほど…』
臼見沢「しかし!ワタクシはその指示を逆手に取り、皆さんの急速なレベルアップを促せるよう、
微妙にパワーを調整し、怨霊を凶暴化させていた訳です!」
そこで臼見沢先生の全ての説明が終わった
コマ「微妙に調整をして凶暴化…」
フブキ「だから私たちYSPクラブのメンバーは、メキメキと妖力をつけられた……」
マタロウ「すごい真相っ!」
そして今度は、アースウォーカーと私の方を振り向く
臼見沢「そして今、多彩な能力をお持ちのアースウォーカー様とワイバーン・ゼロ様のナビ役として、立ち上がろうと思いまして」
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ルリ - 良かったです!ぜひ短編集…作りませんか…? (2022年5月23日 3時) (レス) id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
ミコミコ - y学園大好きの我から言わせていただくと、神作です! これからも頑張ってください! (2021年12月8日 17時) (レス) @page46 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年11月23日 3時