10話 ページ38
ラント「何者だ!?」
ドーベル「俺はドーベル。貴様らを排除する為にやってきた…」
『(!!思い出した、確かアイツは
最強の宇宙傭兵のドーベルだ!!)』
私はハッと現実世界に目を向けると、
そこには目を更に鋭く吊り上がった犬達がいた
ドーベル「さあ、コイツらを倒してもらおうか」
ジンペイ「よし!顔が可愛くなくなったぞ!」
ラント「これなら堂々と倒せるな」
ジンペイ君とラント君がウォッチで変身しそうになるのを、マタロウ君と私は急いで止める
マタロウ「待って!
彼らは怨霊じゃない。犬の姿にされた人間だ!」
『変身なんかしたら、みんな傷ついちゃうよ!;』
ジンペイ「えぇ?!;」
ラント「ならどうしろと…」
前を見ると犬たちは私達に目掛けて襲い掛かってきた!
マタロウ「と…とりあえず…逃げよう!;」
マタロウ君は襲いかかってくる犬たちに背を向けて走り出す
ジンペイ「……あれ…?;」
『み、みんな?;』
ラント君達はマタロウ君の後を追いかけたが、私とジンペイだけは取り残されていた
ドーベル「貴様らの相手はこの俺だ」
ジンペイ「なにぃ!?」
『どういうことなの?』
すると、ドーベルは鼻をひくひく動かし始める
どうやらニオイを嗅いでいるようだ
ドーベル「…ふっ…やはり臭うな…猫型生物の臭い……
そして……貴様には変わった匂いがするな…
これは楽しめそうだ」
ドーベルは私達を見据えると、ニヤリ…と笑った
ジンペイ「なんだか知らないけど、やってやるぜ!
まずは俺が相手だ!」
『ジンペイ君……』
ジンペイ君は手出し無用と言わんばかりに
私を前に出さないようにしている
ドーベル「いいだろう」
ジンペイ「お前の時間だ!バケーラ!」
ワーイ!
バケーラ「バケェ〜!」
ジンペイ君はバケーラを召喚すると、一気に変身メダルをセット!
ジンペイ「変身!」
ワーイ!ワーイ!ワイワイワイワイワイワイ…… SP!
紅丸「赤く染まったこの体、お主の血で更に赤くなる、の巻!」
変身が完了した紅丸は、刀に手を掛けてドーベルと対峙する
ドーベル「ほう…猫型生物と一体化し、戦闘力を上げた訳か……面白い」
ドーベルが愉快そうに目尻を上げると、その身体に黄色いオーラが溢れる
すると、ドーベルの体つきが少しばかり変化した
43人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あこ(プロフ) - 初コメ失礼します。面白すぎて一気読みしてしまいました!やっぱ愛され夢主最高...。これからも無理しない程度で更新頑張ってください!!! (2021年11月14日 15時) (レス) id: 4686a1bd88 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スタースト | 作成日時:2021年11月6日 3時