2話 ページ38
メラ先輩は自分に頼みがあるとは思わなかったのか、驚いて自分に指を差す
マタロウ「えっ、気になる!なにかな?」
みんなの視線は、ラント君とメラ先輩に集まった
ジンペイ「自販機の下からコインを探す方法とか?」←
メラ「そうそう!あれは中々のコツがあってな……
…って!俺はどんな貧乏キャラだよ!?」←ビシッ
『プププッw……それで、なんの用なの?』
メラ先輩とジンペイ君に対して、私は笑ってしまったが、直ぐに切り替える
ラント「"学園マフィア"と接触したい」
メラ「何っ…!?」
「「「えっ?!」」」
『なるほどね…』
ラント君の言葉にみんなは驚き、私は小声で呟く
ラント「君は前に学園マフィアに付き従って行動していた。知り合いなんじゃないのか?
組織のボス、"ノーズ"とね……」
メラ「っ……!;」
コマ「待って下さい、会長!もうメラ君は足を洗ったんです!」
メラ先輩を庇うように、ラント君に言い返すコマ君
ジンペイ「メラはもう、100円の為なら何でもするような男じゃないんだ!」←
メラ「だから!俺はどんなキャラになってんだ!!」
またしても、ジンペイ君にツッコミを入れるメラ先輩
『(ジンペイ君は、相変わらずのボケ製造機だね…;)』
ラント「…」スッ
メラ「!?」
するとラント君は、メラ先輩の近くに2枚の100円玉を突き出して……
ラント「ならば200円払おう」←
「「「ズコ――ッ!」」」
『アッハハハッ!!w
(ラント君天然すぎwww)』←
私はラント君の天然ボケに、久しぶりに大笑いした
ジンペイ「やったな、メラ!」
『(マフィアに行けば、"彼ら"に会えるね♪)』
____
メラ「学園マフィア"スネークス"。
ボスはノーズと呼ばれる男。本名は"三又義ノズチカ"。
メイン体育倉庫を根城とし、学園を裏から牛耳っている闇の組織だ」
私達に向けて、メラ先輩は学園マフィアについて説明する
メラ「生徒会にも風紀委員にも従わず、独自のルールで動いている
パン売り場で大人気のきな粉パン、焼きそばパンを実力者に横流しし、マージンを得たり……
テストの出題情報を独自の方法で入手し、密売していたりする」
コマ「どんな中学生!?」
『ヤバい方達ですね……;』
メラ先輩の話を聞いて半目になって声を漏らす私
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年10月6日 3時