転生愛され少女とワイワイ日記 Part4【妖怪学園Y】【Nとの遭遇】 (ページ37)

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1話　　愛と青春とオレ達の仁義なき戦いページ37

[YSPクラブ部室]

ジンペイ「このっ！このこのこの！手裏剣手裏剣っ！」

コマ「なんの！蹴鞠攻撃～！」

部室にファミコンの音と2人の仲好さげな声が聞こえる

どうやら、ジンペイ君とコマ君はパソコンのゲームで対戦中のようだ

ジンペイ「ヤッベ～！ピヨった～っ！；」

ファミコンを放り投げて頭を抱えるジンペイ君

フブキ「A！今度一緒にどこかに出かけない？」

『う、うん…』

フブキちゃんはニコニコと笑いながら私に話しかけているが、私はその話に集中できていない

なんで私はこんな状態になっているのかというと、実は"ある出来事"が原因である

これまでも、様々な怨霊達を倒し続けていき、

その戦いで手に入れたメダルをブルボンが食べて、どんどん成長していった

その"ある出来事"とは、ブルポンが完全体になった時に起きた……

____

(過去の回想)

ブルポン《Aのお陰で、この姿になることができたよ》

『《そんな事ないよ〜》』

さまざまなメダルを食べてスライムの姿から、

両手と両足があり、身長も伸びて青いコートを身に纏った姿になったブルボン

すると、ブルポンが手招きしてきた

ブルポン《A、こっちに来て》

『《？分かった》』

私は何も知らずに近づき、近くに来た途端にブルポンが……

チュッ

『《！？！？！！////》』

なんと、私の唇にキスをしたのだ！←

ブルポン《じゃあね》ﾆｺｯ

微笑みを私に向けて、ブルポンは満足そうに帰っていった

『《………////》』

____

『(あのキスの感触が忘れられない…)

ハァ〜////』

あの時の出来事が忘れられず、顔を少し赤くしながらため息をつく私

みんながいつも通りに今を過ごしていると、誰かが扉が開けた

ラント「やあ、庶民共」ｶﾞﾗｯ

マタロウ「え？」

『ラント君だ！』

そう、扉を開けて部室に入ってきたのは、ラント君

ラント君を見て私は嬉しさの余り、笑顔になった

ラント「…////

(Aを見ると顔が熱くなる…)」

私の笑顔を見た途端、顔が赤くなるラント君←

コマ「僕達になにか…？」

元の調子に戻ったラント君はコマ君の横を素通りして、メラ先輩の元へと歩み寄った

メラ「チッ…会長さんが庶民の吹き溜まりに何の用………」

ラント「今日は、君に頼みがある」

メラ「なっ…！俺？！」